巨人小笠原道大内野手(39)は5日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉を行い、3億6000万円減の年俸7000万円でサインした。これまで球界では2億円減が最大で、これを大きく上回る減額幅となった。 今季は昨年に続いてけがや不振に苦しみ、34試合の出場で本塁打はなく打率1割5分2厘、4打点に終わっていた。小笠原は「大方の予想はしていた。契約してもらえるだけでありがたい」とさばさばとした表情で話した。 野球協約には減額制限が設けられており、年俸が1億円を超えている場合は40%が上限。ただし、本人が同意すれば制限を超えて減額することができる。(金額は推定)