試写に呼ばれた。配給会社の用意した試写室。呼んでくれるのはありがたい。 映画は良かった。現代人の心に沁みるよく出来た脚本と、俳優の名演、オシャレな街並みにカメラワーク、舞台のような台詞回し。 でも、紹介の仕方がクソすぎてビビった。そびえ立つクソであることをまざまざと見せつけてくれた。 まず、タイトルが駄目すぎる。なに、その変な邦題?! iPhoneを日本に紹介する時に、「アルミ製の使い易いスマホ(私の電話)」なんて名前を付けるのか?! せめてカタカナでアイフォーンならまだしも! 直訳の方も意味わかんない翻訳だし! センスがないならせめて何もしないでくれ! マスに訴求するポイントが的外れ!この映画の見どころはファッションです!大都会の街並みもカッコイイ! だなんて紹介するのは、違うだろ! まず大きなメッセージがあって、筋書きがあって、演技があるじゃんよ! それを支えるための背景であり、小道具