通信業界において、「コンバージェンス」がキーワードとして再び脚光を集めている。固定と移動通信の融合(FMC:Fixed and Mobile Convergence)自体は、決して新しいコンセプトではなく、1990年代の後半にも登場し注目を集めている。しかし当時のサービスは、ユーザーにとっての魅力に欠け集客には及ばず、その後静かにブームが過ぎ去った。そして1年半ほど前からFMCがキーワードとして再浮上している。これまで「FMCの歴史は失敗の歴史」などと囁かれたこともあったが、今回はどのような展開となっているのか。本稿では、2005年6月にスペインで英インフォールマ(Informa)の主催により開催されたカンファレンス「FMC(Fixed Mobile Convergence)」での議論を中心に業界の動向をレポートし、当面の課題について考察する。 ■ケース・スタディ:主要通信事業者が開始した
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