沖縄県石垣市の白保竿根田原(しらほさおねたばる)洞穴遺跡から、十数体の旧石器時代の人骨が確認された。調査している沖縄県立埋蔵文化財センターや国立科学博物館などのチームが30日、明らかにした。旧石器時代の人骨の発掘規模として国内最大になる。 遺跡は新石垣空港敷地内にあり、2008年に初めて人骨が発見された。その後、2万年以上前の旧石器時代の骨が見つかり、本格的な調査が続けられてきた。7月に調査が終わるのを前に研究者らを対象に見学会を開き、発掘作業の全体像が明らかになった。 見つかった十数体の中には、ほぼ全身の人骨を含め、体の部位の位置関係を保ったままのものがあったという。暮らしに使われる石器などの道具はなく、洞穴が墓だった可能性も考えられる。 放射性炭素年代で骨を直接測定… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 この記事は有料会員記事です。有料会員になると続
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く