タイ洞窟遭難事故で、潜水による救助が選択された理由と成功のポイント ~ケーブダイバーとして思うこと Part2~ 「タイ13名洞窟遭難事故」における救助活動は、7月10日21時現在、13人すべての少年が救出されました。 【チェンライ(タイ北部)西脇真一】タイ北部チェンライの洞窟に取り残された少年らの救出で、タイ海軍特殊部隊は10日夕、洞窟内に残った最後の5人を救出したと明らかにした。 しかし、選択された救助方法は潜水。 潜水という決断が下された理由とは? そして、救出成功のポイントとは? その見解を寄稿いただきました。 ※以下、三保仁氏による寄稿 リスクの高い潜水による救助が 選択された4つの理由とは タイの洞窟遭難事件で進展がありました。 少年達にダイビングをさせ、13名すべてが救助が無事終了したと報道されています。 前回の記事でも書いたように、これはそれなりのリスクを伴う救助方法です。