各種センサ製品を取り扱うオムロンの汎用センサ事業部では、顧客や代理店などに技術情報等をサイトで提供しているが、運用にあたっていくつかの課題を抱えていた。これらの課題を早期かつ低予算で解決したのが「Google Apps」だ。オムロンがどのような課題に直面し、いかなる手段で解決したのか、オムロンの担当である森藤さんと開発を行ったベイテックシステムズの原口社長に話を聞いた。 情報公開サイトで生じた課題 制御機器やFA(Factory Automation)システムなどのIAB(Industrial Automation Business)を中心に、電子部品からヘルスケアまで幅広い領域をカバーするオムロンだが、その中でもファイバセンサ、光電センサ、近接センサ、ロータリーエンコーダーなどBtoB向けの各種センサ部品を取り扱っている部門が汎用センサ事業部だ。 数多くのセンサをラインアップしている汎用