日本たばこ産業(JT)が28日発表した2016年の「全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男女でたばこを吸う人の割合を示す喫煙者率は前年比0・6ポイント減の19・3%で、過去最低を更新した。 14年以降3年連続で20%を下回った。健康志向の高まりや、度重なる値上げが背景にあるとみられる。 男女別では、男性が1・3ポイント減の29・7%で、初めて30%を割り込んだ。女性は0・1ポイント増の9・7%だった。全国の喫煙人口は、前年比57万人減の2027万人と推計している。 調査は今年5月、全国の成人男女3万2000人を対象に郵送で行い、1万9650人が回答した。
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