日本のスマホメーカーのシェアが少しずつ変化してきた。IT専門調査会社 IDCによると、1位はアップル、2位にSHARPが健闘している。 IDC:https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ51932824# 3位にはPixelシリーズで大躍進のグーグルがランクイン。4位にはGalaxyを展開するサムスンが食い込んできた。 第5位には同率で京セラ、さらにLenovo(モトローラ、FCNT合算)がランクイン。大手のソニーは「others(その他)」として圏外になってしまった。 なぜ老舗メーカーがシェアを落としたのか、今回は筆者の視点から考察していきたい。 Pixel aシリーズの台頭 ソニーがシェアを落とした大きな理由はグーグルPixelの台頭と考えられる。 同社は毎年、秋に旗艦モデルを発表すると翌年に「a」を冠した廉価版を出す傾向がある。