CM収入の激減やネット時代のテレビ離れで、民放テレビにも生き残りをかけた“事業仕分け”並みのリストラが吹き荒れている。 テレビ朝日では、局の顔ともいえる「スーパーJチャンネル」(月-金曜午後4時53分)の小宮悦子キャスター(51)と「サンデープロジェクト」(日曜午前10時)の田原総一朗(75)の来春の降板が取りざたされている。 その背景を芸能評論家、肥留間正明氏が語る。 「テレビ局全体に言えることですが、以前はゲストをハイヤーで迎えに来ていたが、今はタクシー。コピー用紙を表裏を使うのが当たり前。各局とも番組の制作費を抜本的に見直し始めている」 最も“効果的”な大ナタは、ギャラの高い大物キャスター、タレントから局アナへのシフトチェンジだ。 テレ朝の場合、今年9月にお昼の「ワイド!スクランブル」で主婦層の人気をつかんでいた大和田獏(58)が“卒業”。これに続いて、夕方の顔の悦ちゃんや、日曜の顔