ちょっと前に#!shebang.jpさんが「Sledgeで気になるとこ」というエントリを書いてましたが、これに被せる形で、Sledge2で個人的にやりたいと思ってるものを書いてみたいと思います。 Sledge::Helperを導入 qootas.orgのせきむらさんが作ってらっしゃったSledge::Helperをマージしたいなぁ。 Pagesをもうちょっと実際のページ生成ロジックと離したい Sledgeで開発していて困るのが、Pagesに書いたコードをスクリプトから呼びたいときなどむりくりやらなければならない。なぜならSledgeはビジネスロジックがほぼPagesと等価となっているからである。そこをもう少し離してやりたい。 redirectのあとのコードを実行しないように にぽたん研究所所長も、#!shebang.jpの方も言ってましたが、だれもが思うところですね。現状のSledgeでは
5回に渡って、SledgeによるWebアプリケーション開発について解説してきましたが、今回はまとめとしてSledgeの内部動作の解説とSledgeを更に利用するためのTIPSを紹介したいと思います。
昨今のWebアプリケーションにおいて、データベースはごく一般的に用いられ、Webアプリケーションの心臓部を担っている存在であると言っても過言ではありません。 今回はWebアプリケーションフレームワークを用いた開発における、データベースの使用方法のトレンドや、Sledgeによる実装方法をご紹介致します。 データベース(RDBMS)の操作、つまりデータを必要に応じて取り出す際、データベースのベンダーや製品間の差異を吸収すべく、SQL(Structured Query Language)という言語がANSIによって標準規格化され、一般的に利用されています。 多かれ少なかれ、依然としてベンダーや製品による差異、また独自に拡張されたSQLが実装されていたりするものも存在しますが、ごく一般的なSQLを利用している限り、利用する側にとっては、対象のデータベースが何という製品かをとりわけ気にすることなく利
現在のWebアプリケーション開発において、ページのデザインは重要な要素のひとつとなっていますが、洗練されたデザインというものはどうしてもHTMLコードが複雑化してしまうものです。今回はWebアプリケーション開発をする上で、この複雑化するデザインとビジネスロジックの両立を行なうためのテンプレート管理について、その考え方やSledgeでの実装方法について解説をしていきます。 テンプレート管理とは、簡単に言えば従来一緒にして開発を行なっていたHTMLコードなどの「デザイン部分」とビジネスロジックなどの「プログラム部分」を切り離し、別なパーツとして管理することを言います(図1)。なぜこのような機能が必要になってくるのでしょうか。まずはそれについて解説していきます。 Webアプリケーション開発におけるHTMLコンテンツの生成にはいくつかの方法があります。一般的には、動的に生成するパーツ(HTMLコー
今日のWebアプリケーションにおいて、認証システムはほぼ必須の機能であるといっても過言ではありません。今回はWebアプリケーションにおける認証の考え方やしくみ、Sledgeによる実装について解説したいと思います。 もっとも身近な認証の例として、読者のみなさんも会員制のWebサイトなどを利用されたことがあるかと思います。このようなサイトでは個人が認識され、自分専用のデータなどが利用できます。また、有料サイトでは認証されたユーザのサービスプランによって、提供される機能に差がつけられている場合もあります。 Webアプリケーション以外の例として、UNIX系OSのユーザ管理を挙げることができます。UNIX系OSでは、ユーザIDとパスワードを持っている人しかコンピュータの資源を使用することができません。また、使用できたとしても特権ユーザ(root)と他のユーザでは、できることやアクセスできる範囲に差が
Webアプリケーションを実装するにあたり、複数の画面を遷移してひとつの取引(トランザクション)を行うケースは非常に多く見られます。ECサイト上での取引を例に取ると、図1のような流れが一般的ではないでしょうか。 ここで言われる取引(トランザクション)は、ECサイトというサイトの特性におけるビジネスロジック上のトランザクションであって、HTTPというプロトコル上ではひとつの画面を遷移する毎に最低一回のトランザクションが発生します。 画面遷移毎に利用者から送りつけられる要求が複数回におよぶということは、HTTPトランザクションが複数回発生するということです。この場合、Webアプリケーション側では、一番最初に「商品をカートに入れる」ところから始まり「取引完了」までの間、リクエストを送ってくる"主"を何としてでも特定しなければ、他人がカートに放り込んだ商品が自分の手元に送付されてしまうような状況を招
ThinkITに「SledgeによるWebアプリケーションフレームワーク入門」を書かせて頂きました。今回から数回にわたってWebアプリケーションについて紹介しながら、Sledgeではどう実現するのかについて、にぽたん研究所な人、#!shebang.jpな人 、自分の三人で書かせて頂く予定です。 この連載では、主題が「Webアプリケーションフレームワーク」なのでSledgeの詳しい説明を盛り込んでいません。そこで、この際なのであちらでは書ききれなかったSledgeの設定方法についての説明をこのページで書こうかと思います。 とりあえずSledgeを使ってページが表示できるまでを書いていきます。 途中で挫折したらすみません…。 今回の目標としてhttp://sledge.example.com/index.cgiにアクセスをしたら Hello World と表示するだけのアプリケーションを作成す
近年のWebアプリケーション開発は大規模化が進み、基幹システムなどの一角を担うまでになってきています。また、Webアプリケーション開発はレガシーなシステム開発に比べて手間のかかる部分が多いにも関わらず、開発にかけられる工数は短縮化の傾向にあります。 そのため、案件の大規模化で開発に携わる人数も増える傾向にあり、開発チームの各々がWebアプリケーションのライブラリを別々に制作してしまい、同様の機能を持ったライブラリが複数存在してしまったり、またUIを担当するデザイナーとビジネスロジックを担当するプログラマが、いざそれぞれの部分を組み合わせようとしたらうまく機能しなかったりといった様々な問題が出てきます。 このような背景から、それらの問題に対するソリューションのひとつとして現在、開発現場ではWebアプリケーションフレームワークを用いた開発スタイルが注目され、実際に多くの開発会社がWebアプリケ
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