「ブスと卑屈はイコールなのよ!」 ブス史上に残る名言を残した大久保佳代子劇団第2回公演『村娘』(2010年10月、恵比寿エコー劇場にて上演)。過疎化した村のしがない旅館を舞台に、村おこしを計画する村民たち。しかしその村は、女の容姿の平均が「下(げ)の中」という、世にも珍しいブスだらけの村だった。天井から落ちてくる無数のチンコ、勃起して死ぬ老人、セックス中のエクスタシーにより、女の背中に浮かび上がる村の秘密……、横溝正史映画でお馴染みのBGMと”ド下ネタ”が絡み合い、じっとりとした世界を作りながらも、観劇後には爽快感の残る大人の娯楽作品であった。 この舞台のDVD化を記念して、2月21日にロフトプラスワンでトークライブ『村おこし祭』が開催。作・演出を手掛けた光浦靖子、主演の大久保佳代子をはじめ共演者が集結し、出演者を入れ替えながら3部構成で行われた当日の様子を一部抜粋してレポートする。 ■第
「ジョン・シルバー 新宿恋しや夜鳴き篇」D:横尾忠則 1967年 (『ジャパン・アヴァンギャルド アングラ演劇傑作ポスター100』より ) 横尾忠則、赤瀬川原平など、今では著名な美術家と呼ばれる人たちの多くが演劇のポスターを手掛けてきたことはあまり知られていない。特に「アングラ演劇」全盛と呼ばれた1960〜70年代にかけて、ポスターは舞台と同じように必要不可欠な存在であり、その影響力は計り知れないものだったという。寺山修司率いる「天井棧敷」や唐十郎の「状況劇場」、そして佐藤信の「黒テント」など、数々の劇団が今でも名作として受け継がれているポスターを作り続けてきた。 演劇界のみならず美術界にまでその影響を及ぼした当時の革命的なポスターたちはどのようにして誕生したのだろうか? 「株式会社ポスターハリス・カンパニー」として演劇のポスターを貼り続け、先日『ポスターを貼って生きてきた。就職もせず何も
■前編はこちら ――若い女子がたくさん集まると、大体面倒くさい揉め事が起きたりしますけど、升野さんも巻き込まれたりしますか? バ やっぱりありますよね。でも、会うのが2週間に1回くらいだから、僕のところにあんまり届かないんですよ。で、僕はあんまり関係ないから。お前らが仲悪かろうが知ったことか、カメラ回ってるところでそんなの出したら許さねぇかんなって感じです。ま、いじれるところはいじりますけど。あと、憶測でいじったりします。こことここが仲悪そう、とか(笑)。別に、泣かしちゃっても「いい画撮れた~」と思うし、悪いと思ったことは1度もないから。 ――Twitterでも「ギャーギャー逃げ回っている女を見るのはすごい楽しい」って書かれてましたね。ドS! バ 大好きですね。ずーっと見ていたい。ドSってよく言われるんですけど、そうなんですかね、僕は思わないんですけど。でも、彼女とか、女の人とかにはまった
モテない、金ない、華もない……負け組アイドル小明が、各界の大人なゲストに、ぶしつけなお悩みを聞いていただく好評連載。第18回のゲストは、DVD『バカリズムライブ「クイズ」』(アニプレックス)が大好評のバカリズムさんです! [今回のお悩み] 「女子力を上げたいのですが……」 ――あわわ、升野さんだ、緊張します。ファンです。 バ そんな、こんなゴミため芸人に。 ――そんなゴミだなんて! 升野さんが架空のOLになりきって書かれてる『架空升野日記』(辰巳出版)も読みました、何も起きないけど面白い! バ ありがとうございます。『架空升野日記』は本当に自信作ですね。理想のOLの姿なんですよ。 ――私も昔から升野さんみたいにOLになりきる時があるんです。頭の中に一つパラレルワールドを作って、その世界の私はOLをしているんです。そこでセクハラ上司と喧嘩したりして、この業界に入ってないバージョンのマイストー
前編はこちら ■『愛・旅立ち』は長谷川和彦監督の復帰作だった!? ──後半は”又一朗伝説”について少々聞かせてください。『愛・旅立ち』では当時噂になっていた近藤真彦、中森明菜の共演をよくぞ実現させましたね。 又一朗 あの作品に関して、いろいろと感じるところがあります。ジャニーズ事務所は近藤真彦をはじめ人気スターを多数抱え、映画でもヒット作を連発していた。そこに中森明菜という歌手としてだけでなく、俳優としても非凡なものを持った表現者が現れた。自分勝手な感想ですが、残念なことに、『愛・旅立ち』の後、彼女の可能性をさらに伸ばしてあげるものを用意することが我々にはできなかった。あのときの彼女は初めてやる映画に対し、怯えがあった。自分よりもっと大きな存在が作品を背負ってくれ、その脇で出演するなら、というのが彼女の希望でした。そこで当時彼女が所属していた研音のOKをもらって、メリー喜多川さんのところに
1月21日に5回目の単独ライブ『誤解』DVDをリリースしたキングオブコメディ。07年に一時活動を自粛する一幕もあったが、08年には年頭から多くのメディアに登場し、そのブランクを埋めて余りある活躍を見せた。そんな2人に聞く09年の展望、現代のテレビバラエティへの適応と問題点、さらにはアノ事件の真相まで......。 ──今回、発売される『誤解』は5回目の単独ライブのDVD化ということですが、このライブはこれまでの4回と比べて何か違う部分などありましたか?【今野】 そうですね......、最初からDVD発売を見据えていたので、使う曲の権利とかを気をつけるようにはしましたね。──内容的なことより、まずはそれですか。【高橋】 そうだよ、急にそんな生々しい話をされても困るだろ(笑)。まあ、たしかに権利関係とかいろいろ厳しい面があるので、今回は異常なくらい気を使いましたけどね。ライブ自体は、年イチの単
前編はこちら。 ──高橋さんが活動自粛されている半年間、今野さんはピンで活動されてましたよね。【今野】 そうですね。ライブも3本くらいやったかな。【高橋】 僕も協力っていうか、こいつのライブで使う映像の撮影とかやってましたよ。でも、こうした方が面白いんじゃない? とか意見出すとこいつが怒るんですよ。【今野】 だってお前関係ないじゃねぇかよ! てか、謹慎中だろうが。【高橋】 謹慎じゃねえよ! 自粛だよ(笑)!──不起訴が決まったのが12月末で、翌年の1月1日のライブでもう復帰しましたが、周りの反応はいかがでした?【高橋】 不起訴が決まって、じゃあ、元旦の人力舎のライブ出ればいいじゃんってなったんです。それで元旦にライブ会場に行ったら、事情知らない後輩たちが俺の顔見て絶句ですよ(笑)。【今野】 「うわ、犯罪者が来た」みたいな(笑)、「正月の空気に水を差しやがって」って(笑)。──活動再開した2
サイゾーテレビで絶賛放送中の「ニコニコキングオブコメディ」では脱力感満載のゆる~いトークを繰り広げるキングオブコメディだが、彼らの真骨頂と言えばやはりコント。『キングオブコント2010』でもついに決勝進出を果たし、優勝候補の筆頭に挙げるファンや関係者も少なくない。2010年4月に六本木俳優座劇場で行われた単独ライブ『葉桜』では、チケットが完売しプラチナ化したとの噂も。そんななか、あくまでもマイペースに見えるふたりに「コント日本一」への決意と、9月22日発売の最新DVD『葉桜』の見どころや製作の裏話を聞いた。 ──まずは、『キングオブコント』決勝進出おめでとうございます。発表の瞬間はどんなお気持ちで?
アイドル番組の司会から、オリジナル特撮ドラマ『バカリズムマン対怪人ボーズ』の主演まで、ますます活躍の場を広げているピン芸人・バカリズム。切れ味鋭い上質のネタを量産するコント職人としての彼の姿は、業界内外で熱烈な支持を受けている。最新DVD『勇者の冒険』の発売を記念して、そんな彼のネタ作りの秘密に迫った。 ――まず初めに、『勇者の冒険』というDVDタイトルの由来について教えていただけますか? 「僕は、ライブをやるときにはいつも、内容より先にタイトルとDVDのパッケージデザインを決めるんです。今回は、子供が好きそうな、ゲームと間違って買ってくれそうなタイトルがいいんじゃないかということで、『勇者の冒険』に決まりました」 ――このDVDは昨年9月に行われた単独ライブの模様を収録したものですね。バカリズムさんのライブの雰囲気はどうですか? 「僕のライブって、全体的にお客さんが静かなんですよね。ほか
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