緊急事態宣言下の東京の新宿駅付近 新型コロナの再流行が加速する中、緊急事態宣言の再発令を求める声も浮上してきている。いまあらためて、過去のコロナ対応から学べることは何なのか。 本稿では、『新型コロナウイルス感染症第一波のパンデミック・シミュレーション~数理モデルからの振り返り』より、今春の緊急事態宣言の効果をデータから振り返った一節を紹介する。(協力:大日康史,菅原民枝[国立感染症研究所感染症疫学センター主任研究官]) ※本稿は、栗田 順子(著),大日 康史(協力),菅原民枝(協力)『新型コロナウイルス感染症第一波のパンデミック・シミュレーション~数理モデルからの振り返り』(技術評論社 刊)より一部抜粋・編集したものです。 ※同書は作成時点(2020年7月)の見通しについてまとめたもので、その後の知見の蓄積、状況の変化、政策や見解の改訂は反映されていません。同書の内容はあくまでも筆者らの個
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