京都日記③ 京都日記の③、これで最後です。前回と前々回はこちら。 jyocho.hatenablog.com jyocho.hatenablog.com 7日目 土曜日で、チェックアウトの日だけど11時まで時間があるので朝食べるパン(また)とコーヒーを買いにいいく。パンは美味しかったので進々堂のクリームパンと…
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日常の変容。異世界への到達。 上遠野浩平によるブギーポップシリーズは俺に大きな衝撃を与えた。 彼が物語を通して描いたもの。彼の提示するひとつの世界観は俺の原風景となっている。 打ち捨てられ忘れられた開発区。静かな静寂と闇に包まれ置き去りにされた地下街。 歴史を刻むことなく、時代に取り残された寂しい廃墟。 中心の存在しない大きな流れ。その余波により起こった事件に巻き込まれ、状況を何一つ理解しないまま命を落とす登場人物たち。勝手に真実を解釈し納得し、自分自身でけりをつける主人公。最後まで本当のことはわからないまま終わる物語。 それは俺にとって心地よい救いだった。 俺の中にある漠然とした感覚。俺が触れていたのにまったく気がついていなかったことを物語にして描いてくれた。 熱狂した。これは俺のための物語だ。 目の前に現れたもう一つの日常。それは俺の日常と隣り合わせにあり確かな存在感を持っていた。 こ
ということで、全国33万7千人の毒舌グループの皆さん。おはようございます。CEOのTommy先生です。今日は3/1(水)卒業式です。 ブログランキングは視聴率と同じでどうも信用できない。 静岡県立富士高等学校324名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 他県ではどうかしりませんが、静岡県下、すべての高校では本日が卒業式のはずです。高校を卒業するすべての若者諸君、繰り返し「おめでとう」 しかし、あなた方は努力して卒業したとは言えません。それは多少の努力はしたでしょうが、全国的にみて、「ああここまで本当に苦しかった。やっと卒業までこぎ着けた」と言える人は僅かしかいないはずです。それ以外の人はすべて何となくここまで来てしまったのです。 そして、これから待っている大学生活にしても職業生活にしても、身の丈に合わせて限定された選択肢の中から何となく決めたはずです。 我々の業界でもどこでも同じ
加野瀬さんのご意見への回答という形をとりつつ、麻草さんのご意見にも婉曲に反応します。 「エンタテインメント」は免罪符ではない。(麻草さん) 『ぼくたちの洗脳社会』を好きな人が「映画の力なんて大したことがないんだ!」と主張する不思議テクニック(加野瀬さん) 備忘録を書いて4年、普段どれだけ自分が他人の説得を諦めているかを、逆に実感させられることになりました。様々な意見交換に嘴を挟んでみて、自分の無力を散々思い知らされ、「なるほど、こういうわけだから、日頃たいていのことについて自分の意見を何も主張せずに暮らしているわけか」と。そう思って自分の行動を見つめなおすと、じつはウェブでも気になるテーマのほとんどについて何も語らず、ごく僅かな事例についてのみ意見を書いてきたことに気付かされます。 徳保さんの記事中の「映画」というのは、映像やら書籍やら音楽やら、人間の表現活動に置き換えられると考えられる。
かつて、X氏という人と出会った事があった。彼は万事に対してネガティブで、自分が何をやってもまずい事にしかならないと信じていた。事実、彼は大学受験の終盤に入って摂食障害を煩い、受験に失敗、こうなったのは家族のせいだと家庭内暴力を連日繰り返し、リストカットや自殺未遂も一再ではなかった。高校中退後はずっとニートで、何をやっても自分は駄目で苦しいともがきつつも、様々な消費財は人並みに、否、人並み以上に消費し続けていた。その有様は、傍目にみてもあまり格好良いものではなかったと思う。 初めてX氏に私が出会ったのは、彼が23歳の時だった。最初は笑顔で話し始めた彼だったが、数分後には顔を歪ませて家族の不理解や自分の境遇の惨めさについて滔々と語り始めた。その語りに自傷の快楽が潜んでいる事を私は勿論気づいていたが、黙って聞いていることにした。以後も月に2〜3回程度、彼の話を聞く機会があったが、数十分に渡って「
春の伊予国漫遊記。松山・今治と愛媛の魅力を満喫してきました。 法事を兼ねて愛媛観光へ 2024年のGWは、毎年恒例の名古屋帰省ではなく自宅でゆっくり過ごしておりました。というのも、4月に法事のため愛媛・松山に親族大集合というイベントがありまして、そちらをGWの旅行代わりにしたという理由です。法事は日曜日の予定ということ…
を蠢動というわけだけど、こないだ世界はあなたのためにないというエントリーを書いたので思い出したのがこの言葉。園山二美のマンガ「蠢動」をご存知ならピン!とくると思う。こない人でも、なんとなくふうん、と思える、そういう話を今から書こう。 あのエントリーでは、いづれは、選択しなくてはならない時が来るだろうが、少ない材料で判断するのは愚かしい。という話を書かなかったので、恰も選択しろと迫るだけのキョーフの一文にも見えたので、補足するが、今すぐ決めろというわけはない。よもやタルホのように25歳で決断しろなどと言う気もない。 さて、このエントリーですが誰に向かって書いている文だと訊かれて即答するが14歳くらいの自分にである。私は時々、過去の自分に宛てて手紙を書くようにプロクを更新したくなるのだ。何故か。それはその時、世界から見捨てられていたような気がしていたからだ。ただ判然と大人になったらロッキンオン
十勝毎日新聞社編集局社会部が昨年6月からスタートした児童虐待問題の連載企画には、読者からさまざまな意見が寄せられている。その中には実際に虐待を受けた人からの「告白メール」もある。社会部はそうしたメールを手掛かりに、被虐待者と連絡を取り、貴重な体験談に触れてきた。第3部ではこうした実体験に基づく「虐待の実態」を浮き彫りにする。なお、体験談は被虐待者と協議、了解を得て掲載している。
迷惑 - 猿虎日記(さるとらにっき) 上のエントリで「最近の学生ってなんか政治に関心なくてさあ」という話が出ていたので現役学生として感じていることを少し書いてみたいと思う。 とりあえず、リンク先のコメント欄で、「あ、そうだな」とかなり納得できたのはmojimojiさんの以下の指摘。 大多数の学生は、政治的なトピックについて何かおしゃべりしているのかもしれませんが、それを相手にぶつけて相手の意見を変える、という志向をほとんど持っていません。関係ないところで好き勝手言うだけなのであり、それは観客的関心であって参加主体的関心ではないんですよ。 こういう感じはかなり正確だと思う。何か意見をぶつけ合うというようなことは徹底して回避されている印象がある。 これは直接政治的な話題と言うわけではないけれども、あのハーレムを作ろうとした小林とかいう人の事件があったころに、性犯罪者に対する対応をどうするかみた
不幸に敏感で幸福に鈍感であることの不幸 不幸に敏感で幸福に鈍感であることの不幸2 ブログの世界には、相当つらい経験を吐露されている方、鬱で苦しんで おられる方等が沢山いる。中には、本当に信じられないくらいシビアな 経験をされている方もいるので、僕は最初、 「不幸な経験を持つとブログを始める」 などという相当無理のある仮説を信じそうになってしまったくらいだ。 思えば人は、内面にある何かを表現したいと思わなければ、自分の心を 振り絞って見知らぬ誰かに伝えようという行為は行わない。 その「振り絞るようにして伝えたいこと」は必ずしもつらいこと、苦しい ことばかりではないのはもちろんだ。心から好きな人への思いを綴って いる人もいる。自分の思想や時事へのスタンスを表明するために、本当に びっくりするような質の高い評論を綴っている方もいる。 要は、何もきついことやつらいことばかりが、ブログのテーマになる
このたびの幼児送迎殺人について幾つか思うところがある。 様々な有識者の意見のなかで、「二度を同じ事件を起こさないために、外国人を日本社会で孤立させないための心構えとか取り組みが必要である」といった立派で正当な意見に私は違和感を覚える。 「外国人対策」という意識を持つその時点で、差別の萌芽を感じてしまうからだ。 海外の都市に暮らしたことのある人はわかると思うけれど、外国の地域社会において異国人交流が特に盛んであるとは思えない。最初のうちは、外国人ということで好奇心の眼を向けられるが、しばらくすると無視される。言葉がつたなかったりすると露骨に厭な顔をされることもある。 そういう時は腹が立ったり落ち込んだりするが、相手は、こちらのことを明確に外国人と区別して接していることがわかり、その区別意識を感じることで、こちらは自らのアイデンティティを再確認することがある。「オレは日本人なんだから、しかたな
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
絵の超初心者ド下手くそ人間が、20日間絵を描いて感じたこと わたしは、「文の人」だ。絵を描くのは大の苦手。 そんなわたしが、ひょんなことから絵を描き始めた。 そうしたらおもしろくなって約20日間、なにがしかを描きつづけている。 未知の領域での挑戦は、発見が多い。 また、ここまで絵を描けない人間の挑戦は、あまりネッ…
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