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ブックマーク / www4.ocn.ne.jp/~keiojiro (1)

  • 非公認の共産主義

    主義と貧困の蔓延化は無関係   旧来のマルクス経済学は、資主義を、私的所有の一極集中と貧困の蔓延を一貫してもたらすだけの経済システムとして扱う。ところが第二次大戦後の資主義 社会は、貧困の蔓延どころか、大衆生活の全般的向上を果している。結果的に見ると貧困の蔓延は、資主義にとって必然ではなく、偶然の事柄である。 これに対し、資主義の経済システムと別の要因が戦後資主義社会の繁栄をもたらしたのだ、とする見方も可能である。別の要因とは、労働運動による労働 者の生活向上、技術進歩による生産性向上、または海外や未来にまで搾取範囲を拡大した搾取技法の高度化、などである。それもある程度正しい指摘であろう。 そうだとしてもやはり、前時代的貧困の復活が無いままに過ぎた戦後60年の年月は、資主義が必然的に貧困を蔓延させなかったのを示すのに充分な長さである。勘違いの貧困蔓延化の理屈  資主義

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