文法解析を行わず動作の軽いフリーの日本語IME。一般にOS標準や市販のIMEでは、ユーザーが入力した長い仮名の文章を文法的に解析して文節に分解し、辞書をもとに必要な部分を漢字に変換するという仕組みをとっている。IMEは文法解析の精度を上げることで進化してきた反面、パソコンによる文法解析は完璧とはいえず、解析を誤った場合はユーザーが文節の区切りを指示するなどの手間がかかる。また、現代文法から外れると解析の精度が落ちるという欠点もある。「skkime」は文法解析を一切考慮しないという逆転の設計思想のもとに作られたIME。入力方法は単純明快で、基本的には小文字でのローマ字入力は直接仮名に変換され、先頭を大文字にした単語の次にスペースキーを押すと漢字に変換される。さらに、送り仮名がある場合は、送り仮名の始まる部分も大文字にして入力する。たとえば、“Kyou[変換]haYoI[変換]Tenki[変換
システム手帳そっくりなPIM、電話そっくりなインスタントメッセンジャー、そしてシミュレーター系のゲームなど、ユーザーインターフェイスが実際のモノの外観そっくりなソフトというものは数多く存在する。バーチャルDJソフト「tactile12000」もそんなソフトのひとつ。ユーザーインターフェイスの元になっているのはクラブDJ御用達のターンテーブルだ。サウンドファイルをレコード盤に見立てて、同時再生、ミキシング、スクラッチなどのDJプレイが楽しめる。 その“ターンテーブルシミュレーター”的な度合いは相当なもの。[load]ボタンで読み込んだレコード盤を3D CGで描かれた2つのターンテーブルにドラッグアンドドロップで乗せ、レコード針のアームを下ろすとターンテーブルが回りだし、再生が始まる。アームをレコード盤の内側や外側へドラッグすると再生位置が変えられ、レコードを上下にドラッグすると“スクラッチ”
学生は春休みに入り、社会人は人事異動や転勤のシーズンだ。これから新人歓迎のコンパやお花見などのイベントも多くなることだろう。イベントの後は、デジカメ写真などでその様子を伝えるWebページを作成するのもいいものだが、社内報や学級新聞を作るのも楽しいものだ。オフィスや教室の掲示板に壁新聞として張り出しておけば、忙しい上司や来客者にも気軽に見てもらえるだろう。今回はそんなミニ新聞を作るための、ユニークなDTPソフトを取り上げよう。 どんなソフト?……新聞作成用のDTPソフト 「朝刊太郎」は、新聞紙面を作って印刷するための専用DTPソフトだ。日本語ワープロソフトと違って最初から新聞作成を念頭に置いてデザインされているため、縦書きはもちろん、新聞独特の文章の流し方やレイアウトが簡単にできるのが特長になっている。Windows 95/98/NT 4.0で動作するフリーソフトだ。 「朝刊太郎」を使うには
アウトラインツリーをフレームページとして出力できるアウトラインプロセッサー「NanaTree」v0.98β4が、13日に公開された。Windows XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。 「NanaTree」は、画像や音声、動画ファイルなどのOLEオブジェクトを文書内に挿入できるアウトラインプロセッサー。画面構成はオーソドックスな2ペイン型で、左側にアウトラインツリー、右側にテキスト本文が表示される。 左側のアウトラインツリーでは、選択項目をドラッグ&ドロップして階層や並び順を入れ替えられるほか、選択した項目から見た“子階層”や“兄弟階層”を項目名の昇順、降順でソート可能。右側のエディター部分では、リッチテキストを採用しているため、見出し部分など強調したい文字列の書式や文字色を自由に指定できるほか、オブジェクトの挿入ダイアログから、音声や動画ファイルな
マウスホイールをクリックして呼び出せるアプリケーション起動ランチャー「hLauncher」v3.0.5が、4日に公開された。Windows 2000/XPに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。 「hLauncher」は、マウスホイールをクリックすることで呼び出せるボタン型のアプリケーション起動ランチャー。デスクトップ上だけでなく、エクスプローラや他アプリケーションのウィンドウ上でもホイールクリックでランチャーを呼び出せるのが特長。さらにジャンルや使用頻度に応じて分類した、複数のページにアプリケーションを登録することができ、ホイールの回転でページを切り替えられる。 また、任意のウィンドウ上ではマウスホイールをクリックしてもランチャーを呼び出さないようにすることも可能。たとえばWebブラウザーなど、マウスホイールを多用するようなアプリケーションのウィ
入力した文章を、用紙1枚に1文字ずつ、用紙いっぱいの大きさで印刷するソフト。「MS Word」などのワープロソフトでは、用紙いっぱいに文字を印刷するにはフォントサイズを手動で調整しなければならないが、本ソフトを利用すればフォントを選択するだけで、自動的にフォントサイズが調整される。また、太字と斜体の文字装飾も設定可能だ。たとえばビルの空き室の窓に貼る“入居者募集中”といった貼り紙を手軽に作成できるほか、バランスよく書くのが難しい垂れ幕や横断幕の下書きにも利用できる。 【著作権者】江口 智士 氏 【対応OS】Windows 2000以降/XP 【ソフト種別】フリーソフト 【バージョン】1.0.0(06/04/23) □SEHggs http://www7a.biglobe.ne.jp/~sehggs/ (小松 佳那)
デジカメ写真からドット絵の“顔アイコン”を作る作業を支援するソフト「かおどっと」v1.0.0が、4月26日に公開された。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはVB 6ランタイムが必要。 「かおどっと」は、人の顔を写したデジカメ写真からドット絵の“顔アイコン”を作る作業を支援するソフト。写真を指定したピクセルサイズで切り取って白黒二値化し、BMP形式で保存できる。あとは、「ペイント」などのペイントソフトや任意のアイコンエディターなどでBMP画像を着色すれば、顔アイコンが完成する。ブログやSNS、メッセンジャーソフトなどへ、イラスト風の顔写真を登録したいときなどに便利。 使い方は、まず顔が写っているJPEG/BMP/GIF/ICO形式の画像を用意し、本ソフトで開く。作成したい顔アイコンのピク
MIDIのテンポに合わせて踊るネコミミ少女のアニメーションを楽しめるMIDIプレイヤー「猫耳プレイヤ」v1.5hが、7日に公開された。Windows 98/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。 「猫耳プレイヤ」は、フォルダ指定で連続再生を行えるMIDIプレイヤー。本ソフトのウィンドウ上にはプレイリストや操作ボタンのほか、“ネコミミ”をつけた女の子のキャラクターが画面右下に表示される。 本ソフトの起動直後はネコミミ少女は横になって眠っているが、MIDIファイルを指定して再生を開始すると起き出して、ウインクをしながら踊り出す。踊りは両手を“招き猫”のように丸めながらMIDIのテンポに合わせて左右にステップを踏むというもので、ちょうど2拍で1往復する。 またテンポが速い曲を再生すると、ネコミミ少女は両目をぎゅっとつぶって握り拳を突き上げるノリノリ
パソコンを仕事で利用したり、自宅でWeb閲覧などで利用していると、重要な会議の予定やWeb上の気になる情報などを、手軽に管理できないかと考えたことはないだろうか。パソコン上での情報管理といえば、顧客情報や予定表を管理できるスケジューラーや専用データベースソフト、「Microsoft Outlook」の“予定表”などが挙げられる。しかしスケジューラーなどでは、効率よく情報を管理できる反面、操作に慣れるまで時間を要したり、毎回ソフトを起動して情報を閲覧する必要があるなど、用途や頻度によっては使いにくい場合もある。そこで今回は、デスクトップ上でテキストによるメモを簡単に保存・閲覧できる付箋紙ソフトと、画像やWebページなどを手軽に保存・管理できるスクラップブックソフトに注目。どんなつまらない情報でも、気兼ねなく手軽に管理できる付箋紙&スクラップブックソフトを紹介しよう。 ■ 付箋紙ソフトを利用し
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