「これ以上の被害を食い止めたいという一心でご連絡を差し上げました」。ギャランシグマを所有する25歳の若きカーガイ(以下:H氏)から、WEB OPTION編集部に一通のメールが届いた。そこに記されていたのは悲劇の記録、クルマ好きにとって“腹わたが煮え繰り返る”ような内容だったのだ。 地に落ちたかつての名門チューニングショップ 車検で愛車を預けたら帰ってこなくなった・・・ 事の始まりは2019年12月、オールド三菱を得意とする埼玉県の某チューニングショップにH氏が愛車のギャランシグマをギヤボックスの修理と車検で預けたところからだ。 「2020年1月に重大な故障箇所が見つかったので、それを含めて修理代38万円を請求されました。その時は深く考えずに全額支払いました。しかし、その後いくら待ってもクルマが仕上がってこなかったんです」 「コロナ禍でパーツの調達に時間がかかっている」「もう少しで完成する」
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