クーデターから1年を迎え、国軍への抗議を示す3本指を掲げて抗議する在日ミャンマー人ら=1日午後、東京都品川区のミャンマー大使館前 ミャンマー国軍のクーデターから1年を迎えた1日、東京の外務省や在日ミャンマー大使館の近くで、在日ミャンマー人や支援者が軍政に抗議する集会を開いた。政権を追われた民主派による挙国一致政府(NUG)を支持するプラカードを掲げ、「ミャンマーの民主化運動は絶対に勝つぞ」と何度も声を上げた。 霞が関の外務省前には200人以上が集まり、国軍に殺害されたミャンマー国民に黙とうをささげ、国家顧問兼外相だったアウンサンスーチー氏らの解放を要求。日本政府には、NUGを正式な政府として認めるとともに、国軍の資金源とされる政府開発援助(ODA)の停止を求めた。