「姿勢」「呼吸」「視点」をリセット こなすべき仕事が多すぎて、心が荒んでいく……。多くの現場が人手不足に喘ぐ中、こうした状況に陥っているビジネスパーソンは少なくないはず。「脳の余裕はすなわち心のゆとり」そう指摘するのは、精神科医であり禅僧の川野泰周氏だ。どうすれば脳と心の余裕を取り戻すことができるのだろうか。そのノウハウをうかがった。 「注意資源」の枯渇が心のゆとりを奪う! IT技術やデバイスの進化によって、現在はどこでも誰とでも仕事ができるようになりました。こうした変化に伴い、プロジェクト単位で仕事を進めるビジネスパーソンが徐々に増えています。この働き方は、マルチタスクが多くなりがちです。 しかし、私達人間の脳は本来マルチタスクが苦手。脳が一度に注意を向けられる総量は有限だからです。これを、心理学では注意資源(アテンショナル・リソース)と言います。 にもかかわらず、「○○の案件の資料を作
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