偽の決済情報を送信するアプリを用い、紀伊國屋書店「Kinoppy」から電子書籍を不正に入手したとして、2名が電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された。 警視庁サイバー犯罪対策課は6月3日までに、紀伊國屋書店が運営する電子書籍サイト「Kinoppy」から、電子書籍を不正に入手した電子計算機使用詐欺容疑で、長崎県島原市宮の町の団体職員狩野貴仁(33)および大阪府豊中市東豊中町の会社員菊沢秀和(41)を逮捕した。不正アプリを使った電子計算機使用詐欺事件の摘発は全国初という。 狩野容疑者は2012年8月28日、同書店の提供する書籍販売システムに、支払いが完了したとする虚偽の情報を送信し、電子書籍計187点(約15万6000円相当)を不正に入手した疑い。菊沢容疑者は2012年10月16~19日、同様に計72点(約4万9000円相当)を不正に入手した疑い。 手口としては、AppleのiOS搭載端末で非公式の
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