抵抗感ない部署から順に味方=アンバサダーを作っていく。 社内に戻り、いざ導入を進める鈴木氏が行なったことは2点。まずは社内でもITリテラシーが高い自身の所属するIT情報システム部からテスト導入を行うこと。所属部署で活用する中で、鈴木氏自身もSlackによるコミュニケーションや組織の変化を実感し始めたという。 「Slackを使い始めて面白い変化が起きました。チャンネル内で私から柳瀬に対しての問いに、他のメンバーが答えてくれるようになったんです。1対1じゃないコミュニケーションが生まれることで、意思決定が早くなったし、仕事が見える化したことで共通脳が生まれました。これによって、1つの目的に向かって組織が1つになったという感覚がしましたね」(鈴木氏) 鈴木氏自身が成功体験をし、いよいよ現場での本導入に進むことになる。ここで行った施策が『アンバサダー制度』だ。ITリテラシーが高そうな営業所を5拠点