福島県がJR利用詳細調査 新年度、赤字4路線中心 時間帯別や無人駅乗降者数など 実態把握し利活用策 2024/02/15 09:47 福島県は新年度、JR東日本公表の収支で赤字が明らかになった県内JR4路線を中心に、詳細な利用実態を初めて調査する。JR公表の利用状況だけでは測りきれない時間帯別、無人駅での乗降者数などを明らかにし、より実効性ある利活用促進策を打ち出す。14日、郡山市役所で開かれた水郡線活性化対策協議会のワーキンググループ(WG)の成果報告会で示した。 対象路線・区間は今後精査するが、JR公表の収支で赤字が判明した水郡線、只見線、磐越西線、磐越東線の4路線9区間のうち、沿線自治体の若手職員らが活性化策を議論してきた水郡線や磐越東線を主に調べる方向で調整する。 JRが利用状況を示すデータとして公表しているのは一定区間の1キロ当たりの1日平均乗客数、駅ごとの1日平均利用者数。駅ご