岐阜県にある国の天然記念物の巨大な岩に、ロッククライミングの金具が打ち込まれていた問題で、東海地方に住む男性が警察に「自分が打ち込んだ」と話していることが分かりました。警察は文化財保護法違反の疑いで男性から詳しいいきさつを聞いています。 「鬼岩」は高さがおよそ30メートルある巨大な岩で、金具は中腹の15メートルほどのところに打ち込まれていました。 警察によりますと、御嵩町がこの問題を今月14日に公表したあと、東海地方に住む男性が地元の可児警察署を訪れ、「自分が打ち込んだ」と話したということです。警察は文化財保護法違反の疑いで調べていて、男性が天然記念物と知らずに金具を打ち込んだのかどうかなど、詳しいいきさつを聞いています。