ファーストリテイリングは、2018年春夏商品から全商品を対象にRFID(radio frequency identifier)タグの貼付を開始した。 RFIDタグは、商品の色柄・大きさ・価格・製造時期・素材などさまざな商品情報を埋め込んだもので、電波などを用いた近距離の無線通信によって、商品に直接、触れることなく商品情報を認識できる特徴を持っている。 <ユニクロ商品のRFIDタグの一例> 今回、ユニクロ、ジーユーのほか、セオリーなどすべてのグループブランド商品を対象にRFIDを導入した。RFIDを導入することで、商品の検品、入荷、在庫管理、棚卸、販売などすべての過程の効率化を目指す。 ファーストリテイリングは、マテハン機器大手のダイフクと戦略的グローバルパートナーシップを締結し、物流倉庫の超省人化を進めており、物流においてもRFIDをフル活用している。 RFIDの導入コストや具体的なコスト