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2009年10月29日のブックマーク (2件)

  • 豪州中央銀行が利上げ決定 最も遅い国は「日本」と市場 | 金融市場異論百出 | ダイヤモンド・オンライン

    オーストラリア準備銀行が10月6日に政策金利の引き上げを決定した。中国への資源の輸出が増加し、国内で不動産ブームが過熱してきたため、同行は利上げに踏み切った。 不動産市場の活況にわくエマージング市場国はほかにも多く、追随して利上げを行なう動きが今後見られそうだ。一方で、先進国の中央銀行は慎重なスタンスを維持している。 10月14日の記者会見で、白川方明・日銀総裁は、景気の現状認識を一歩前進させた。また、リーマン破綻以降の市場の混乱に対処するために導入した「緊急手段」(CP買入オペ、社債買入オペ、企業金融支援特別オペなど)を縮小していく方向性をにじませた。 しかし、先行きの景気見通しに関しては、上方修正はまったくなかった。「下振れリスクのほうが高い状況が続いている」として、警戒的なスタンスが継続されている。 同様の見解は、10月30日に日銀が発表する「展望レポート」でも示されることが予想され

  • CUT 2005/8 Book Review

    魚になること、物語になること。 (『CUT』2005 年 8 月) 山形浩生 ウラジーミル・ナボーコフは、小説を読むときの感情移入を卑しい読み方だとしている。小学校の読書鑑賞文では、しょっちゅう「主人公の気持ちを考えましょう」とか「あなたならどうしますか、主人公になったつもりで考えましょう」あるいは「作者の意図はなんでしょうか」なんて課題が出る。でも、そんなのは小説の読み方としてはむしろ不純なのである、とナボーコフは語る。なぜかといえば、それはしょせん、お涙ちょうだいやお笑いの域を出るものではないからだ。なにやらカップルが引き裂かれてまた出会うような話をつくれば馬鹿な連中はすぐに「感動」とか口走る。女子供に(大したことない)苦労でもさせとけば、みんなすぐに涙を流す。くだらない。そんなものを求める連中は、別に小説でなくったっていいのだもの。 ナボーコフは、この『グールド魚類画帖』を読んで何と