“基準の敬語”を話すのはいつの時代も30代女性 敬語の使い方は、時代や相手との関係性によって常に変化する。しかし、実はいつの時代にも敬語表現の基準となる層が存在するのだという。東京外国語大学名誉教授で社会言語学を専門とする、井上史雄氏が話す。 「文化庁が毎年、国語に関する世論調査を実施しています。その結果を長年にわたって見てきましたが、一部例外を除き、どの時代も基準となっているのは30代女性が使う敬語です。社会人経験を積んだ上に、出産してママ友同士の付き合いを始めるとさらに丁寧な表現を身に着けることになります。敬語には、相手への敬意を表すだけでなく、自身の育ちの良さを相手に示す効果もあるからです。 例えば、『実家は世田谷区の成城で……』とか『夫は一部上場企業のどこそこに勤めていて』などと社会階層を具体的に伝えると角が立つ。しかし、何気ない日常会話の中で丁寧な言葉遣いをしていれば、教養がある
本ブログは、漢文を自分で作れるようになりたい(漢作文を習得したい)人、および漢文を白文(レ点など一切ないまっさらな漢文)を読めるようになりたい人向けに設置したものです。 ブログの内容は、①漢文の文法・構文的な説明、②漢文-日本語間の翻訳練習というのが主なものです。 要は、普通の外国語を勉強する感覚で漢文を学んでいくというスタイルになります。漢文学習の語学版ですね。 2017年3月14日追記:サイト形式変更のお知らせ 当ブログは、サイトの利便性向上のために、今日よりサイト形式をブログ版から通常サイト形式に変更いたします。 これにより、これまでわかり辛くなっていた「入門篇」「初級篇」「超速理解漢文法」の記事も、第一課から最終課へと順々に表示されるようになります。 また、更にトップメニューを作ることにより、より容易に各講座に飛ぶことができるようにもしておきました。ご活用ください。 なお、最新記事
デジタル広域推進機構では、国が整備する「行政事務標準文字」の実装用のフォントであるIPAMJ明朝の派生フォント「DWPI明朝」を公開します。また、「行政事務標準文字」全体を容易に検索できるシステム「Deluxe文字選択(MJ+対応)」を併せて公開します。 文字同定作業等にご活用ください。 【DWPI明朝の特徴及び留意事項】 DWPI明朝フォントは、IPAMJ明朝フォントの派生プログラムでISO/IEC 10646に準拠したTrueTypeベースのOpenTypeフォントです。 DWPI明朝フォントは、IPAMJ明朝フォントから「行政事務標準文字」の未実装文字のグリフを削除し、デジタル庁が作成した「追加文字行政事務標準明朝フォント」のグリフを私用領域に追加したものになります。さらに4.0版では、後方互換PUP実装版のグリフも実装することで、DWPI明朝フォントのみでIVS実装版、後方互換PU
ritouです。 タイトルに全部書きましたが、Xでharuyamaさんが書かれていたものです。 (広義の公開鍵暗号の)電子署名の文脈においては公開鍵/秘密鍵と言わないで署名鍵/検証鍵などと言ったほうがいいのではないかな— HARUYAMA Seigo (@haruyama) 2024年5月19日 よくある誤解 最近、公開鍵暗号方式がデジタル署名文脈で使われているユースケースに触れる機会が増えてきました。 自分の守備範囲でいうと OpenID ConnectのIDToken パスキーのAttestation/Assertion 雰囲気で使われているJWT認証() あたりでしょうか。 もちろん暗号化/復号のユースケースもあるにはあるのですが、自分の観測範囲ではデジタル署名文脈の方が圧倒的に多く使われています。 このあたりを解説しようとする記事において、誤解というか誤った認識をされがちなのが、
どうも、iinoです。株式会社ナレッジワークでQAエンジニアをしています。 今回は社内のLT大会で発表した内容を記事にしてみました。 社内のLT大会については、同日の登壇仲間である torii さんが、彼の発表内容をまとめた記事内で紹介してくれているので、そちらをご参照ください! 登壇資料(Googleスライド) 社内のLT大会ということで、登壇資料には「minispec」「DesignDoc」「TestDesignDoc」などの社内用語を使用しています。本記事内では一般的な用語に置き換えるようにしていますが、興味がある方は以下もご参照いただけると嬉しいです。 ナレッジワークの開発体制 TestDesignDoc:テスト分析・テスト設計に関する新たな試み はじめに 今回取り扱う内容は『分かりやすい、読みやすい文章の書き方』・・・ではありません! 私が普段、設計ドキュメントのレビューやテスト
点字について知りたい、学びたいと思ってもなかなか機会がない方も多いのではないでしょうか。地域の福祉施設や点訳団体、カルチャーセンターや図書館などで点字教室や点字体験会なども行われていますが、今回は気軽にウェブ上や書籍で点字を知って学べるものを紹介していきます。 1 まず点字のことを知ろう1.『点字にチャレンジ!マンガで覚える点字の仕組み』(日本点字図書館) 小学生向けに日本点字図書館が作成された冊子が『点字にチャレンジ!マンガで覚える点字の仕組み』です。PDFデータが無料で公開されています。 (画像は日本点字図書館より) ■あらすじ 小学4年生の男の子・新堂瞬(しんどう・しゅん)くんのクラスに、今川あかねちゃんという女の子が転校してきました。あかねちゃんは、白い杖を持ち、目が不自由です。特に気にせずにいた瞬くんですが、ある日、先生の用事で急いで廊下を移動していたとき、あかねちゃんにぶつかっ
「ひらがなIME」は、平明(へいめい)な日本語(にほんご)の文章(ぶんしょう)を入力(にゅうりょく)しやすくした日本語(にほんご)インプットメソッドです。これまでのインプットメソッドでは、むずかしい漢字(かんじ)のおおい文章(ぶんしょう)をかいてしまいがちでした。自分(じぶん)でもよめないような漢字(かんじ)をつかってしまっていることもよくありました。 「ひらがなIME」の漢字(かんじ)辞書(じしょ)は、人名(じんめい)や地名(ちめい)をのぞけば、常用(じょうよう)漢字(かんじ)表(ひょう)のなかの漢字(かんじ)だけでつくられています。ひつようがあれば、学校(がっこう)でそれまでにならった漢字(かんじ)だけをつかうように設定(せってい)することもできます。 「ひらがなIME」では、文字(もじ)を入力(にゅうりょく)する作業(さぎょう)と、漢字(かんじ)に変換(へんかん)する作業(さぎょう)
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科学と化学が、同じようなシーンで使うのに、どっちも「かがく」という読みであり、伝えにくい……こういうことって、よくありますよね。 でも、大丈夫。化学の方を「ばけがく」とわざと読む読み方があるんです! これは便利! こういう言葉って他にどんなのがあるのか気になったので、調べてみた。 「説明読み」と言われているらしい 化学と科学が紛らわしいので、化学の化をわざと訓読みして、ばけがくと読むみたいな言葉。ウィキペディアを調べると「説明読み」と呼ばれているらしい。(武部良明「二字漢字語の音訓読み分けについて」) 正しい読みかたではないけれど、紛らわしさをさけるため、わざと読みを変える。 すぐ思いつくのは、私立と市立の読み分け。私立を「わたくしりつ」、市立を「いちりつ」と読み替える例だろう。 テレビのニュースなどでは、なんの説明もなく「わたくしりつの学校で〜」というふうに普通に読み上げるので、もはやこ
この文書は、ロシア語由来の外来語について、表記を決めるための参考資料を提示するものです。特定の表記を強制するものではありません。もちろん、編集は大胆に。 この文書を利用する際には、Wikipedia:外来語表記法も参照して下さい。 一般にロシア語の綴りは発音と規則的に対応していて、綴り字とアクセントの位置から発音をほぼ正確に推定することができます。一部に例外もあり注意が必要ですが、それは限られています。日本語への転写の原則も、それに応じて綴り字とアクセントから判断して決定することができます。具体的には#発音・表記の節で説明します。 ただし、“ロシア語の標準的な発音”と“ロシア語の日本語への転写”とは必ずしも一致しないことに注意して下さい。ロシア語の母音はアクセントの有無によって発音が大きく変わることがありますが、普通日本語へ転写する際にはそうした変化は反映させず、基本的にはロシア語表記を文
漢字二万種が自由自在に打てる 漢字入力方式「葦手入力」のページ 難波江の葦手かきわけふみみれば濱つ千鳥の跡ぞおきける ようこそ。ここは、コンピューター用の漢字入力方式「葦手入力」(あしで入力)の公開と情報発信をするサイトです。葦手入力は、漢字の形を片仮名に分解して打鍵を与えて、あらゆる漢字を思いのままに入力できる新しい入力方式です。初めての方はページ下の説明書きをご覧ください。 R3/12/10 葦手入力第5版を公開しました。大幅に改修を行い、より使いやすくなりました。変更点は「ダウンロード」ページを御覧下さい。各種解説ページも改訂してあります。 実演の動画を撮りました。葦手入力で般若心経を入力したものです。→https://youtu.be/jFbCAkP7-WY 目次 ダウンロード ……導入はこちらから 使用方法 打鍵字母・字素対応表 ……葦手入力で使う仮名と漢字の字形要素との対応表
オトナンサー編集部著「なぜ「Tシャツ」? ゼレンスキー大統領の姿から伝わるメッセージとは? 広報のプロに聞く」。22年03月21日の記事だ。 広報コンサルタントである山口明雄氏が次のように語っている。 『ゼレンスキー大統領のカーキ色のTシャツは『略式軍服』の一部なのです。CNNは、ゼレンスキー大統領が地下壕(ごう)のインタビュー室にはいってくる姿を、『緑色の略式軍服に身を包んで現れた』と報道しています。』 https://otonanswer.jp/post/109933/ この記事が「略式軍服」という言葉をメディアで使った最古の記事の一つだった。ではこの記事が「略式軍服」の発信地なのだろうか。いや、山口氏はCNNが「緑色の略式軍服」と報道したと引用しているだけだ。ならば次はそのインタビュー動画を確認せねばなるまい。 そして私は当該のCNNインタビュー動画を発見した。 2022年の3月2日
第1回では、和歌など口語訳しきれない古典の韻文を読解するには「古典文法」が必要だ(だから学ぶのだ)、と述べました。しかし、それだけ必要な文法なのに、生徒さんも古文の先生も、用語の難しさや活用の暗記に振り回されて、学んでいても正直あまり「ありがたみ」が感じられないのは何故なのでしょうか。今回はこの理由を、「古典文法」と「文語文法」との違いから考えたいと思います。そこで質問です。 ◆質問◆「古典文法」と「文語文法」はどう違う? 名称が違うのですから何か違いはあるはずです。「文語文法」が昔の名称で、「古典文法」が現在の名称でしょうか? ハズレではありませんし、そうした認識を持っている教科書編集者や研究者も少なくありません。ただ、現行(次期も)の学習指導要領では、「文語文法」と呼ばれていて、「古典文法」という呼び方ではありません。しかし、高校の副読本や参考書では、ほとんどが「古典文法」で、タイトル
2014年01月20日 宮武外骨の「千摺考」 古本屋の均一棚でみつけた 『相対会研究報告 第十四号』 (第一組合相対会:昭和29年) を読んでいたら「千摺考」というものすごい小論に出くわした。無記名の原稿なれど、調べたところ、どうやら宮武外骨が書いたとされているらしい。 相対会というのは、大正2年に哲学者・小倉清三郎によって作られた、会員相互の性のレポート研究発表組織で、この本は、小倉の没後に未亡人ミチヨによって復刻された、全34冊のうちの1冊。 それでその「千摺考」だが、まあ凄い。 芝居小屋の便所に潜みて、女が用を足しに来るのを待つ「雪隠のぞき」であるとか、野辺で野草取りに興じる処女たちの股ぐらを覗きこみ行う「野良千ずり」、縁日などの人ごみにて乙女にへのこを押し付けて腰をつかう「人込の千摺」など、無駄にアグレッシブな千摺を、14種類に渡り紹介していく。 「往来千摺」 「雪隠のぞき」 「立
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