春の道端でピンク色の花を咲かせるマメ科の雑草ヤハズエンドウ。カラスノエンドウなどと呼ばれることもありますが正式な名前はヤハズエンドウと言います。都会の公園や道端にも生えるやや強靭で繁殖力の旺盛な植物ですので皆さん見たことがあると思います。実はこのヤハズエンドウ、お店で売っている豆苗にも引けを取らない美味しい山菜なのです。天ぷらにして食べてみて下さい。春の香りと味覚が堪能できますよ。 今回はこのヤハズエンドウの芽で天ぷらを作る時のコツを紹介します。 ■ 取る時のコツヤハズエンドウはサヤエンドウなどマメ科の野菜と同じくツル性の植物です。群生している事が多いので花の時期なら見つけるのは簡単です。食用として使うために取る時は花が咲いている時期のツルの先端部分だけを摘み取るようにします。 ツルの先端から10cmくらい下がったところでツルを折り取ります。なるべく汚れを付けないようにツルを折り取ると持ち