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2014年6月30日のブックマーク (4件)

  • 「田沼意次―御不審を蒙ること、身に覚えなし」藤田 覚 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    十八世紀後半、江戸幕府の権力を掌握して様々な政策を断行し、通称田沼時代と呼ばれる一時代を築いた老中田沼意次(1719-1788)の評伝である。意次失脚後から現代まで脈々と続く悪徳政治家のイメージや、近年そのイメージへのカウンターとして登場した清廉な政治家としてのイメージのいずれからも距離を置いた、十八世紀後半という時代背景の中で生き、また時代をつくった田沼意次像を描いている。 田沼は、すくなくとも賄賂を受けいれている例もあり清廉潔白とは言い難いし、脇の甘さも目立つようだが、当時の多くの政治家たちも同様でもあり、特段悪質という訳ではないようだ。清廉潔白と呼ばれているような人――たとえばザ・清廉潔白な松平定信も――でも、大なり小なり贈収賄的なやりとりを行っている。そして、田沼の人柄の指摘が面白い。 当時の権力者たちに通じる特徴として、「権勢を誇らず」という点があるらしい。意次に限らず、当時の権

    「田沼意次―御不審を蒙ること、身に覚えなし」藤田 覚 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
    nizimeta
    nizimeta 2014/06/30
    “意次は深刻化する幕府財政の…立て直しのために幕府にとっての「国益」を優先して藩にとっての「国益」…距離を置く施策を執ろうとした…民政を重視し、経済を促進して、商人や技術者、蘭学者などの知識人を重用”
  • 十勝海岸の防御陣地

  • 出版|国際日本文化研究センター(日文研)

  • イスラーム革命の本質と目的

    بسم الله الرحمن الرحيم 『イスラーム革命の質と目的 - 大地の解放のカリフ制』 Ⅰ. イスラーム政治論概説 序. イスラームには「供物」がない。 偶像崇拝を厳禁するイスラームに神像がないことは周知であろう。モスクは何もない空間であり、画像にせよ、彫像にせよ、神を表す像は一切存在しない。 モスクには神の像がないだけではなく祭壇がない。教会、寺院、神社などで見られるような、線香、灯明、花などが捧げられる場がモスクには一切ない。 仏壇や神棚にお供えをし、そのお下がりを人間がいただく、といった象徴的行為としてさえも、イスラームには神に供え物をするということがない。 同じく偶像崇拝を禁ずるユダヤ教では、正式な儀礼では、幕屋の祭壇を作り、動物を屠り焼き尽くしその煙を主に捧げる。ちなみにこの聖書の儀礼の「焼き尽くす」(ヘブライ語ではolah)がナチスの「ホロコースト」の原義である

    nizimeta
    nizimeta 2014/06/30
    “カリフ制は、一切の地上の権威を認めないアナーキズムの論理を突き詰め、その不可能性の露呈した空間の上に、神の聖法の唯独りの執行者としてのカリフの存在を例外的に認めることによって初めて正当化される”