艦これに実装される次の新装備としてヘッジホッグを望む声があるようだが、ヘッジホッグをはじめとする装備艦の前方に対して発射する、いわゆる前投式対潜兵器が、どこがどのように既存の爆雷より優れていたのかについては意外と知られていないようだ。どうも多連装という見た目に引っ張られて、ゲームの全体攻撃魔法や陸のMLRSのような「広い範囲を一気に攻撃するからすごい」兵器である、という印象を持つ人が少なくないらしい。「ゲームなら敵陣営の潜水艦が一発で全滅するような効果」という発言を見たときは目が点になった。節子、それヘッジホッグやない、核爆雷や。 実際にはまったく逆の発想から生まれた兵器である。それまでは「大体このあたりにいる」といったアバウトな照準の付け方しかできなかった潜航する潜水艦への攻撃に、「ピンポイントの精密攻撃」という概念を持ち込んだものだったのである。 1.アスディック(アクティブソナー)と
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