ドイツのアンゲラ・メルケル首相を、Mark Schieritzというツァイト紙の記者がそう評している(Mostly Economics経由)。 Schieritzが挙げるドイツのケインジアン的な財政拡大策とは以下の通り。 2008年と2009年に総計800億ユーロという先進国最大規模の2つの財政刺激策を実施。その刺激策には、インフラ投資の拡大や自動車の買い替え推進策などが含まれていた。 直近では、年率にして85億ユーロ相当の減税を実施。 高福祉国家なので、不況期に財政支出の自然増と税収の落ち込みが発生するいわゆる「自動安定化策」がドイツでは米国よりも強く効く。 一方、連立政権が打ち出した800億ユーロの緊縮策であるが、ドイツは財政支出削減が票になるおそらく世界で唯一の国であるため、水増しされている、とSchieritzは指摘する。この数字は4年間の数字を合計したものだが、二重勘定を弾くと、
目 次 「法の理論33」発行にあたって 特集《日本国憲法のゆくえ》 Ⅰ 九条問題再説 −− 「戦争の正義」と立憲民主主義の観点から …井上達夫……3 Ⅱ 憲法改正限界論の限界をめぐって …大屋雄裕……51 Ⅲ 「公共の福祉」の再検討 …鳥澤円……71 論 文 一 特別なものとしての不作為犯? …山下裕樹……97 前巻特集へのコメントとリプライ □1 「ケア倫理」とリベラリズムのパラドックス −− よりよい正義の実現のために −− …伊佐智子……131 □2 〝ケア〟は猫を殺せても、哲学者の息の根を止められはしない −− 社会倫理学からのコメント −− …川本隆史……147 ① 〈ケアと正義の反転図形〉と〈ふくらみのある正義〉 −− 川本・伊佐のコメントへのリプライ …品川哲彦……167 ② 川本・伊佐コメントへのリプライ …高橋隆雄……175 ③ ケアは猫も旅人も殺さない …葛生栄二
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