多くのビジネスパーソンが、「あと一息頑張ろう」というときにエナジードリンクや栄養ドリンクを手に取り、「ほっと一息」というときにコーヒーに手を伸ばす生活を送っているのではないでしょうか。そんな日常に一石を投じたのが、先ごろ報道された、20代日本人男性の「カフェイン中毒死」の事故でした。カフェインの大量摂取による死亡は非常にまれといわれても、実際に死亡例がでてしまうと、心配になります。自分にとって
はじめに 2021/12/2 文責:都留 あゆみ 今回は、睡眠障害外来の診察の際もよく話題にのぼる、カフェインに関してお話します。カフェインはキサンチン系誘導体の一種で、眠気、倦怠感、頭痛の治療薬として医療現場でも用いられますが、本コラムでは、薬ではなく嗜好品として取り上げます。 1.日常生活の中のカフェイン カフェインが含まれるものは?と問われた時に、一番に思いつくのはコーヒーという方が多いかもしれません。ドリップ式のコーヒーには、マグカップ(237ml/杯)1杯に約100mgのカフェインが含まれます。その他、紅茶やお茶(玉露、煎茶)、あまり気にされたことはないかもしれませんが、コーラ飲料やココア、チョコレートなどにもカフェインは含まれます。 最近では、眠気覚ましのエナジードリンクがコンビニエンスストアや自販機でも買えるようになり、カフェインを気軽に摂取できるようになりつつあります。 表
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