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2023年12月28日のブックマーク (2件)

  • 東京大学が「因果を打ち破って充電」する量子電池を発表 - ナゾロジー

    因果を破って充電します。 東京大学で行われた研究により、因果律の壁を打ち破る新たな手法によって、従来の量子電池の性能限界を超えることに成功しました。 これまで私たちは古典的な物理学も量子力学でも「AがBを起こす」と「BがAを起こす」いう因果律が存在する場合、一度に実行できるのは片方だけであると考えていました。 しかし新たな充電法では、2つの因果関係を量子的に重ね合わせる方法が用いられており、「AがBを起こす」と「BがAを起こす」という2つの因果の経路から同時に充電することに成功しました。 研究者たちはこの方法を使えば、既存の量子電池の充電能力を高めることができると述べています。 しかし因果律を破るとは、具体的にどんな方法なのでしょうか? 今回はまず因果律を打ち破る不確定因果順序(ICO)と量子電池の基的な仕組みを解説し、その後、2つの量子世界の現象を組み合わせた今回の研究結果について紹介

    東京大学が「因果を打ち破って充電」する量子電池を発表 - ナゾロジー
    nizimeta
    nizimeta 2023/12/28
    “曖昧さが位置や状態だけではなく時間的な因果関係にも適応できることがわかってきました。この因果関係の曖昧さが発生すると「AがBを起こす」と「BがAを起こす」という『因果関係そのものの重なり合い』が発生”
  • ノーベル物理学賞「量子もつれ」をわかりやすく解説 - ナゾロジー

    そもそも「量子って何?」「もつれって何?」から始めようそもそも「量子って何?」「もつれって何?」から始めよう / Credit:Canva「量子もつれ」について解説する前に、多くの人にとって謎である「量子」や「もつれ」といった単語について簡単に解説したいと思います。 量子というのは、ザックリ言えば小さな粒です。 といっても、BB弾のように肉眼で確認できるようなサイズの粒ではありません。 では、どれくらいの小さい粒なのか? さまざまな解釈がありますが、一言で答えるならば量子は「日常生活で学んできた常識が通じなくなるほどの小さな粒」となるでしょう。 テニスボールやサッカーボールなど、人間の手にとれるサイズにある物体がどのように転がったり飛ばされるかは、日常の常識でも十分理解できます。 しかし量子レベルの小さな粒は、何もない空間から突然現れては消えたり、1つの量子が2つの穴を同時に通過したりと、

    ノーベル物理学賞「量子もつれ」をわかりやすく解説 - ナゾロジー