聡明な君主がいれば、その逆も・・ このブログでは、偉人・賢人・傑人を多く紹介してきました。 ところが実際に歴史の教科書を開いてみると、有能な人物よりダメな人物のほうが多かったような気がします。 そしてそんなダメな人物が王様になってしまって、国中を混乱させるケースも多くありました。 今回はそんなダメな王様の中でも、とびっきりダメな人たちを集めてみました。 母さん、日本は平和です。 1. ジョン失地王(1167-1126)イギリス とにかく人望がなかった 無能な王様の代表格と言えばこの人。 当時イングランドは現在のフランスに領土を持っていました。 ところが、強力なカリスマ性を持っていたフランス王フィリップ2世は、これを奪還することを宣言。 イングランド臣下のフランス諸侯の多くは、何か頼りないジョンよりも有能なフィリップ2世を選びます。 結果、援軍を欠いたジョンは戦いにことごとく敗退。イングラン