2020年11月9日のブックマーク (2件)

  • 信心は言葉で表せるのか? 高村薫・南直哉『生死の覚悟』を読む - 関内関外日記

    生死の覚悟 (新潮新書) 作者:髙村薫/南直哉 発売日: 2019/05/15 メディア: 新書 高村薫とおれ、おれと高村薫。若いころ、高村薫の小説に打ちのめされていた。とくに衝撃だったのは小説『レディ・ジョーカー』での競馬場シーン(たしかアジュディケーターが走っていたと思う)だった。 おれは、「ひょっとして高村薫は競馬ファンなのでは?」とすら思うほど、見事な描写だった。そう思った。思ったが、ただ一度競馬場に取材に行っただけだとどこかで読んで仰天した。それが小説家の目の凄みか、と。 その高村薫と、このところよく読んでいる南直哉の対談である。おれは高村薫の近年、といってもずいぶん経つと思うが、思想小説的なところに行ってからは(『晴子情歌』からか?)ご無沙汰している。ちょっと手にとってもみても、「難しい!」と放ってしまっていた。しかし、いくらか仏教関連のを読んだ今ならば……という思いもする

    信心は言葉で表せるのか? 高村薫・南直哉『生死の覚悟』を読む - 関内関外日記
    njamota
    njamota 2020/11/09
    信仰とは賭けだと思うし、賭けた結果が良ければ続けるし、続ければ賭けではなくてそれが真実になる。そしたら、信仰は自力から他力になるのかもしれない。自力救済できない事態から手を引かせるのが宗教なんだと思う
  • 日本人としてバイデン勝利を悲しむ

    アメリカに親戚も友人もいないがバイデンの勝利がもの悲しい。 ジョー・バイデンの勝利演説を聞いてますますその思いを強くした。 「分断ではなく統合を」。 これはトランプ支持者たちが最も聞きたくなかったスローガンだろう。 だって現に分断はあるわけだから。 トランプが現れる前からそれはあって、トランプはそれを認めてくれたにすぎない。 トランプはそういう戦略であってもその種の問題についての欺瞞は言わず、目を背けなかった。 「俺達と奴等との戦いなんだ」と。 それはオバマやヒラリーやバイデンのどのスローガンよりもトランプ支持者となるような層の現実に向き合った言葉だ。 そうして、「俺達」の代表は敗れ去ってしまった。 アメリカという国のありとあらゆるインテリや金持ちやエスタブリッシュメントがバイデンについた。 彼等はトランプを支持するような粗野で垢ぬけず育ちが悪く学歴の低い田舎者をまとめて卑しむ。 卑しむし

    日本人としてバイデン勝利を悲しむ
    njamota
    njamota 2020/11/09
    分断はトランプ以前からありトランプはそれを認めただけ。民主党は統合をと言うが彼らはトランプ支持者を見ようとしない。という指摘。民主党の自省なくして統合はあり得ない。選挙で解決できないなら、次は実力行使