ブックマーク / doramao.hatenablog.com (6)

  • 相互作用とか発達とか科学とか - とラねこ日誌

    先日のエントリにちょっと関連したりする話。 某氏の日記を見ていてちょっとマネしてみたり、思いついたことなどを適当に書いてみる。論の体を為してないかもなので、注意してね。 前回エントリのコメント欄でピアジェの理論は否定されたなんて、ちょっと乱暴な事を書いてしまったけれど、彼は子どもが持つ大人と違う思考方法やその発達について、系統的に調査し記述した偉大な科学者なのです(私が言うまでも無いことですが)。発達心理学は、ピアジェの切り開いた山道を辿ることで新たな風景が見えてきたわけですね。 ところで、発達心理学は教育問題を考える上では外す事の出来ない研究分野であるのは勿論なのですが、ニセ科学問題を考える上でも参考になったりするんですよね。だからどらねこは、関連書籍を申し訳程度に読んだりもしている。 ちょっと昔のだけれど、子どもがどうやって科学的な認識を形成するのかを論じている教材があるので、引用さ

    相互作用とか発達とか科学とか - とラねこ日誌
    njamota
    njamota 2015/10/12
    「素朴理論は、日常的な生活体験や経験を積み重ねていくウチに獲得する概念」「科学の学習にさいしては、このような素朴理論を科学理論に組み替える必要があるのだけれど…一筋縄ではいかないらしい」ああ、これだ。
  • 母乳と鉄 - とラねこ日誌

    (この記事はどらねこ日誌2009年10月19日掲載分に大幅な加筆・修正したものです) ■母乳は赤ちゃんにとって望ましい栄養 「母乳育児は多くの親子にとって望ましい栄養補給法である」 どらねこが抱く母乳育児に対する認識は文章そのまんまの意味であり、肯定的に捉えております。しかし、以下のような誤解がありそうだと懸念しております。 「母乳は全ての親子にとって最適な栄養である」 個別に考えれば、様々な理由で母乳育児が困難であったり、不適当であるケースが存在します。ところが、そんなケースなどまるで存在しないかのように、完全母乳で育てる事が重要であるというような指導がなされることがあるようです。母乳育児を推進する病院や、自然育児を推奨する助産師などの医療関係者においてそんな傾向がみられます。 ■完全母乳*1困難が予想されるケース 【母乳の分泌量】 全ての母親が十分な母乳を子供に与えられるわけではありま

    母乳と鉄 - とラねこ日誌
    njamota
    njamota 2013/03/26
    母乳の栄養学的な優秀さと原理主義的な母乳育児促進との間には何の関係もない、という話。母乳が十分に出ていても、母乳以外の補助食品が必要な場合はある。
  • 専門家は危険なモノを知っている? - とラねこ日誌

    どらねこは一応、と健康の専門家の端くれです、端の端かも知れませんけれども。なので、昼に自分の机でカップ麺とかをべていると、「え〜、カップ麺なんてたべるのー、栄養バランスに気をつけた弁当とかじゃないの?」とか謂われたりします余計なお世話です。 人の事のことに介入する仕事をしているんだから、自分も同じように節制せよ!というように思われるのはしょうがないですけどね。 ■健康に良い悪い? 先日、こんな記事を読みました。 栄養士が絶対に口にしない“カラダに悪いべ物・飲み物”6選より 米Huffington Postが、べ物のエキスパートである栄養士が日常生活で絶対に口にしない“不健康なべ物・飲み物”をリストアップしているので紹介しよう。 http://irorio.jp/asteroid-b-612/20130121/44339/ そこでは、ホットドッグ、炭酸飲料、合成着色料、ダイエッ

    専門家は危険なモノを知っている? - とラねこ日誌
  • 震災後の社会不安に役立つ(?)社会心理学の知見 - とラねこ日誌

    御用学者と謂うレッテルや、科学者対市民のような構図が意図的かどうかまではわかりませんが、つくられている事について、どらねこは色々と懸念をしております。ただ単に心配性なだけかも知れませんが、集団の心理やレッテルの威力を考えるとどうしても不安に思ってしまうのです。こうした状況は異なる集団間の葛藤を生み出しますし、集団の外にいる人間が述べることは信用ができないと考えてしまいがちです。震災後の復興では、私たちは互いに協力し合い、現実的な対応を行っていかなければならないと思いますが、信用のできないと考える相手との作業には、機会費用が多くかかる事がしられており、このような高コスト体質はその妨げになると考えられます。相手を信用するために担保が必要となるからです。問題をおこしたときの罰則を厳しくする事、第三者の検証を増やすことで手続きが煩雑になる事などなどです。こうした問題は見逃されがちですが、非常に重要

    震災後の社会不安に役立つ(?)社会心理学の知見 - とラねこ日誌
    njamota
    njamota 2011/10/10
    「公正世界仮説(Lerner,1980)とは、『正しい行為を行う人には良い事が、悪事をはたらく人には悪いことが起きるという、この世界は公正に出来ているという信念を私たちは持っている』という前提…」ゼロサムってやつ?
  • ネコ揉み療法のオカシサに気がついて! - とラねこ日誌

    <注意>このエントリはフィクションであり、登場する病名や固有名詞等は架空のものです。実際の人物及び団体等と直接の関係*1はございません。 ネコ揉み療法とは 『キセキがおこるネコ揉み療法』のキャッチフレーズで知られる代替療法である。 施術は厳しい訓練を積んだネコと講習を受け認定されたネコ療法士の手によって為される。受療者は安楽な姿勢でネコを膝などに載せ、療法士の指示に基づいた部位を揉んだり撫でたりを繰り返す。この行為により受療者の精神は解放され、癒しの波動を受けやすくなるとされ、ネコが発するスピリチュアルヒーリングパワーを効率良く吸収できるとされるもの。何にでも聞くとされているが、その効果を証明したエビデンスレベルの高い研究は知られていない。 ■ネコ揉み療法再び 皆様は覚えていらっしゃるでしょうか。今年の夏、ネコ揉み療法による健康被害が話題となった事を。あれから数ヶ月、ネコ揉み療法団体は何事

    ネコ揉み療法のオカシサに気がついて! - とラねこ日誌
    njamota
    njamota 2010/12/13
    受入れられない現実を受入れず、いつわりの世界を生きて行くのに代替医療が有効である、という指摘。
  • 被害が及んでいるんだよ - とラねこ日誌

    早川由紀夫氏は、群馬大学教育学部教授であり、火山学者として有名らしい。研究室のページを見ると、教育学にも造詣が深いらしい。 早川由紀夫氏のツイッターでの発言。 ※利用規約に関連しての指摘がコメント欄に有りましたので、一時画像は撤去いたしましたが、alpinixさんがコメント欄でも問題がなさそうであることを指摘してくださり、さらに人力検索に於いて情報を集め確認をしてくださいました。http://q.hatena.ne.jp/1276133773 よって、画像を元のように再表示いたしました。有り難うございました。 氏は、「ニセ科学批判の矛先は、科学を装ったニセモノだけに向けるべき」という趣旨の発言を繰り返しており、それに対して、ニセ科学問題等にコミットされている諸氏から、反論や意見などが投げかけられ、その流れで出たモノが、上記の発言である。(と、どらねこは理解している) 定義の問題や、批判者の

    被害が及んでいるんだよ - とラねこ日誌
    njamota
    njamota 2010/06/10
    予防接種有害論はホメオパシーの体系に含まれているのか?親和性が高いというだけで批判の根拠にするのは偏見。通底する原理があるならそれを批判すればよい。でなければ、別物として批判するべき。
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