11日午前11時過ぎ、新潟県湯沢町の神楽ケ峰(2029メートル)に日帰りでスノーボードを滑りに行った神奈川県の男性2人と連絡が取れないと、家族が神奈川県警に届け出た。同県警から連絡を受けた新潟県警南魚沼署は、遭難の恐れがあるとみて12日早朝から捜索する。 行方が分からないのは、横浜市港南区上永谷3、自営業、轟木尚之さん(59)と、神奈川県座間市相武台1、会社員、金本正宏さん(34)。同署によると、2人は10日午前11時半ごろ、日帰りの予定で同町のかぐらスキー場を訪れていた。スキー場の係員にはゲレンデ外を滑る「バックカントリー」をする旨を記した日帰りの登山計画書を提出していたという。 新潟地方気象台によると、同町の11日午後6時現在の24時間降雪量は36センチ。【柳沢亮】