中々刺激的なタイトルです。 著者は「岡本茂樹」氏。 氏は、刑務所での犯罪者更生支援も行っている大学教授で 実際の更生支援活動で経験されたことを踏まえて なぜ「反省させると犯罪者になるか」 「本当の反省とは何か」について書かれています。 抑圧が犯罪を作る この本では一貫して 「抑圧が犯罪を作るし、抑圧は反省を生まない」 とされています。 抑圧が犯罪を生み出すというのは判る気がします。 が、抑圧は反省を生まないというところは 多くの人が疑問を持つところかもしれません。 犯罪者のくせに、優しくしてやらなければいけないのか?? なんて思われるかもしれないですよね。 実際私もこれを読むまでは多少、そう思ってました、が… この本を読み進めるにつれて… 犯罪者更生教育の実態から、今の圧力をかける更生方法だと 犯罪者は「形だけの反省」しか見せず… 自身の内に溜まっている負の感情は出すことができず 自らの内