P2Pとかその辺のお話 WinMXとかWinnyとか、日本ではろくな扱いを受けていないP2Pですが、海外ではけっこう真面目に議論されてるんですよというブログ。 前回のエントリでは、レコードレーベルに拠らずに成功しうる可能性が示されつつあるよ、という記事に対して、それでもレコードレーベルのアドバンテージもあるし、その領域においてはまだまだ重要な役割があるというお話をしてみた。ただ、時代の変化と共に、音楽を独占的に支配してきた既存の音楽産業に対して、それとは別のルートが示されたということは、音楽産業にとっての潜在的な脅威となりうる存在でもある。しかし、そのようなルートは音楽産業とて利用可能なものである。でも、いつまでも既存の音楽の流通にこだわり続け、オールドモデルの延命ばかり図るようでは、レコードレーベルの存在意義が薄れていってしまうのではないかな、というお話。 原典:ars technica