このように、インターネットの時代において、忠実なファンのレベルをある程度獲得すれば、これまで食えなかった制作者が食えるようになるという大変心強い意見でした。 1000人(以上)の忠実なファンがいる作者の実例 この『ケヴィン・ケリー著作集1』をいま改めて読んでみると、きちんとフォローアップがされていることが興味深いです。なんでもそうですが、話題になったものの続編はあまり話題にならないのが世の常。その中、ケリー氏は果敢にも、あるミュージシャンの具体的なケースを紹介しています。ケリー氏の主張する「1000人の熱心なファン」モデルに則って活動しているそのミュージシャンは、自説を裏付ける制作者へのインタビューに興奮するケリー氏をなだめながら、このように主張します。 自分でささやかな避難壕を掘るための新しいツールがあっても、飢えたアーティストはたぶん飢えたままだろう。でも過去にそうであったように、一部
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