タカラが発売した「脳サピエンス」は、英単語の暗記学習を助けてくれるポータブル学習機だ(レビュー記事)。ゲーム感覚で学習を進めていくと、通常の約4.5倍の速さで英単語を暗記できるという。その製品戦略と“約4.5倍”の根拠について、同社戦略開発室NEXTプロジェクト担当の池辺陽一主任に話を聞いた。 ――まず、インパクトのあるネーミングについて教えて下さい。以前、イベントなどに参考出展されたときは「エムサピエンス」という名称でした 「確かに、春のギフトショーや新商品商談会に出展したときは“エムサピエンス”という名称でした。エムは、記憶を意味する“メモライズ”の頭文字を取ったものでしたが、商品化にあたり、より分かりやすい名称にしようと考えました。“脳”を選んだのは、脳サピエンスが広い意味で右脳をトレーニングする機械になり得るからです」
タカラが12月9日に発売する「脳サピエンス」は、「暗記エンジン」と呼ばれる学習プログラムを搭載したポータブル学習機だ。紙と鉛筆を使った従来の方法と比較して、4~5倍のスピードで英単語を暗記できるという。受験生待望の未来型学習機を使ってみた。 とはいえ、既に受験勉強から遠のいて十余年。錆びついた頭でどこまで暗記できるのか……一抹の不安を抱えながら試用機のパッケージを開ける。中には、まるで携帯ゲーム機のような「脳サピエンス」本体とモノラルイヤフォン、そしてACアダプタが入っていた。 本体は、外形寸法が156(横)×62(縦)×31.8(奥行き)ミリとちょっと厚めだ。というのも、背面にカマボコ状の“出っ張り”が2つあり、ここに単三乾電池を1本ずつ入れる仕組みになっているから。鞄に入れるときに引っかかりそうだが、両手で持つ際は小指や薬指が出っ張りにかかって適度に本体を固定できる。
タカラとインデックスは、携帯型暗記学習機「脳サピエンス」を12月9日から書店などで販売する。暗記効率を向上させる人工知能を搭載。事前の実験では、テキストなどを使う従来の方法に比べ約4.5倍の速さで習得できたという。 本体価格は2万6250円(税込み)。第1弾として、大学受験向け英単語カートリッジ(各税込み6195円)を同時発売する。 インデックスが開発した人工知能「暗記エンジン」を搭載した。暗記に重要な繰り返し学習をゲーム感覚で飽きずにできるようプログラムされており、液晶ディスプレイに問題を出題する。ユーザーの学習度合いや得意・不得意を分析し、正解率が低い項目は形式を変えて何度も出題するなど、「家庭教師のように最後まで付き合ってくれる」という。 カートリッジを交換することでさまざまな学習に対応する。第1弾の専用カートリッジ「フルサポート英単語 PRO840シリーズ」は、河合塾の講師が監修し
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