はじめは無理だと思った。 相手は強力な攻撃力でバッタバッタと味方を倒してゆく。 全身を抑えられ、立ち上がりたいのに体に力が入らない。 でも仲間は諦めなかった。 相手は一定の間隔を守りながらリードを進めている。 明らかに我々の動向を把握していたのだ。 しかも今日は仲間のうち、力のあるメンバーが前半戦場に赴く事が出来なかった。 我々は戦場も大事にしているが、それ以外の世界の方を重視しながら戦っている。 だがしかし、時はきたれり! 沈黙を守ってきた戦士達が一斉に戦場へ戻ってきたのだ。 あれよあれよという間に差は縮まり、逆転したのだった。 しかし、我々はここで気を抜かなかった。 何故なら、相手の三銃士が、残り1時間を切って復活してきたからだ。 常に戦況を確認しつつ、仲間との連絡も怠らない。 そう、まさに我々は『団結』したのだ! 終戦の狼煙があがったその時、我々は満身創痍だった。 だが、そこにあった