国民的シリーズ初の連続ドラマ作品、『釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助』(テレビ東京系、毎週金曜夜8時)が好調だ。ハマちゃんこと浜崎伝助(濱田岳)の新入社員時代を描く今作では、映画版でハマちゃんを演じていた西田敏行がスーさんを演じていることでも話題だ。同ドラマの浅野太プロデューサーに、制作の裏側を訊いた。 ──そもそも『釣りバカ日誌』をドラマ化しようと思ったのはどうしてですか? 浅野:金曜日の8時台という放送枠は、シニア女性が主な視聴者層だったんですが、そこを広げていきたいという目論見がありました。子供から大人、おじいちゃんおばあちゃんまで一緒に見ていただけるドラマにチャレンジするべきではないかという発想ですね。そんな時、家族で見られるような作品であり国民的シリーズ『釣りバカ日誌』のドラマ化というお話を松竹さんからいただいたんです。 ──映画版でハマちゃんを演じていた西田敏行さんが、今回のド