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ブックマーク / yuzuya.style.coocan.jp (12)

  • ゆず屋: [フォント] TP明朝がついに登場

    ■ TP明朝 こんばんは。榊です。 昨日、TypeProjectさんより新しいフォントTP明朝がリリースされました。 TypeProjectさんといえば、モダンゴシック体のAXISフォントが有名ですが、今度は明朝です。 その前身となるAXIS明朝が『AXIS』誌で使われ出したのが、2012年の2月号。 それから結構立ったわけですが、その間、デザインに調整が加えられるとともに、多数のコントラストとウエイトのマトリックスで示されていたコンセプトが、「ハイ」と「ロー」の2つのコントラストと、ELからHまでの6つのウエイトに集約され、ついにリリースに至ったようです。 「コントラスト」とは、縦画と横画の太さのバランスのことで、簡単に言えば、横画が細いのが「ハイコントラスト」、横画が太めなのが「ローコントラスト」です。 和文なら「光朝」、欧文なら「Bodoni」みたいなのがハイコントラストといえるでし

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    nkoz 2014/02/05
  • ゆず屋: [フォント] 『のんのんびより』

    にゃんぱす~ 今日は『のんのんびより』で使われているフォントの小ネタです。 『のんのんびより』といえば、『ゆゆ式』と『きんいろモザイク』が終わってしまって途方に暮れていた私たちを救ってくれた、救世主とも言うべき今期の傑作アニメですが、もちろんみなさんBlu-ray買いますよね?(笑) 田舎が舞台で、ゆったりとした作品の雰囲気にあわせて、タイトルロゴも明るく、のんびりとした雰囲気です。 たしか、こんなロゴだったはず(うろ覚え)。 で、キャラの登場シーンではこんなテロップが出たはず。 物のロゴと見比べてみましょう。 ん~似てるんだけど、微妙に違いましたね(笑) → 参考:ゆず屋:[フォント] 『キルラキル』のあの文字 さて、冗談はさておき、今日紹介したいのはロゴではなく各話タイトルなどに使われているフォントです。 上に挙げたように、『のんのんびより』の各話タイトルなどではちょっと変わったゴシ

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    nkoz 2013/11/06
  • ゆず屋: [フォント] 『キルラキル』のあの文字

    ■ 『キルラキル』の見どころは、アホの子(CV:洲崎綾)ですよね? こんにちは。榊です。 今日は、この10月から始まったTVアニメ、『キルラキル』に出てくるあの文字の話です。 これです。 『キルラキル』では、こんな風に大きなサイズの文字で頻繁にテロップ(?)が入るのですが、この文字、かなり太いですよね。 ここまで極端に太いフォントというと、視覚デザイン研究所のロゴGブラックが真っ先に思いつくので、てっきりそれだと思ったのですが違いました。 (手作業で加工するには違いが多すぎたのと、ライセンスの関係で視覚デザイン研究所のフォントを使う可能性は低いだろうと思われたので、変だとは思ったのですが、思い込んでしまっていました。) 正解は、フォントワークスのラグランパンチでした。 ツイッターで指摘されるまで、このフォントの存在を完全に失念してしまっていました(笑) 上がオリジナルの映像、下がフォント

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    nkoz 2013/10/10
  • ゆず屋: [フォント] はるひ学園(モリサワ)の使用例

    こんばんは。榊です。 上の画像はJR東日のパンフレットです。 今朝、駅で見かけてもらってきたのですが、青地に白い文字という鮮やかなコントラストがすごく春らしいですね。 使われているフォントは、「いいとこどり」の文字がカタオカデザインワークスの丸明オールド、 「やまどり春号」の文字と縦書きの部分がモリサワのはるひ学園。 (クリックで拡大) どちらも今さら紹介するまでもないほど有名なフォントですね。 「丸明オールド」の使用例は、『書体の研究』 Vol.4 でまとめて紹介したので、ここでは「はるひ学園」の使用例をいくつか挙げてみたいと思います。 先日の ust で話したカゴメのトマトオレンジまこちゃんのロゴも「はるひ学園」でした。 こういった商品パッケージ、パンフレットや広告などはもちろん、ライトノベルやコミックスなどでもたくさん使われています。 まずは熊岡冬夕さんの『花君と恋する私』(講談社

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    nkoz 2013/02/19
  • ゆず屋: [フォント] かなバンク 「ツルコズ」

    こんばんは。榊です。 今年最初のフォントの話題は、上の画像にあるツルコズのお話しです。 ■ かなバンク 昨年の11月、タイプバンクよりかなバンクという新しいフォントのシリーズが発売になりました。 各方面で活躍されているデザイナーさんたちの手による個性的なフォントを集めたシリーズで、「かなバンク」という名前の通りすべて「かな」フォントです。 いわゆる「デザイナーズフォント」をタイプバンクがとりまとめて一つのレーベルにしたような感じです。 (1/12 追記) 上のように書いたのですが、表現が適当ではありませんでした。デザイナーさんたちのフォントを集めてタイプバンクが販売しているわけではなく、正しくは、デザイナーさんとタイプバンクがコンセプト段階から協力して作ったフォントです。 今回はその第一段として、次の4つの書体がリリースされました。 フィンガー (永原康史さん) ツルコズ (祖父江慎さん)

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    nkoz 2013/01/13
  • ゆず屋: [フォント] 『ちはやふる』のロゴの謎

    ■ 『ちはやふる』のロゴの謎 「謎」なんていうとちょっと大げさですが、今日は『ちはやふる』のロゴに使われているフォントについて少し書きたいと思います。 末次 由紀さんの『ちはやふる』はTVアニメで知った作品なんですが、実はTVで放送されていたときからこのロゴがずっと気になっていました。 というのも、ぱっとみるかぎり何のフォントを使っているのかよく分からないからです。 (もちろん、既製のフォントでないという可能性もありますが) そこで、来年1月からアニメ第2期の放送も決まったことですし、ちょっと調べてみることにしました。 ■ 明朝体の仮名 ロゴに使われているのは、上の画像の通り明朝体の仮名のようです。 (「明朝体の仮名」っていう言い方は変なんですが、他に良い表現もないので……) (画像をクリックで拡大) もちろん、明朝体と一口に言ってもかなりの種類があります。 上に挙げたのはその一例です。

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    nkoz 2012/10/25
  • ゆず屋: [告知] 9/16(日)「Vol.11のおさらい」Ustやります+ ローソンの氷菓キャンペーン

    ちょっと遅くなりましたが、以前より告知していたように、この夏に出た『書体の研究』の新刊のおさらいというか補足のUstをさせていただきたいと思います。 日時は、今週末 9月16日(日) 夜10:00~ 雑談中心なので終了時間ははっきりと決めませんが、目標は1時間~1時間半程度です。 『書体の研究』 Vol.11をお読みいただいた方向けの配信ですので、お手元に用意していただいて聞いていただけるとありがたいです。 今回の特集「ここから始める欧文書体」に関する話がメインになると思いますが、あんまり難しい話にはならない予定です。 当はもっとデザインとタイプフェイスの歴史なんかを掘り下げて紹介したいところなんですが、自分の知識がまったく追いついていないのもので…… なにか良いあったら教えてください(笑) 配信は、こちらで行います。 → 『書体の研究』 on USTREAM Vol.10 と 7 の

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    nkoz 2012/09/11
  • ゆず屋: [フォント] TypeBank PASSPORTが届きました

    ■ TypeBank PASSPORT 先日注文していたTypeBank PASSPORTが届きました。 PASSPORTというのはモリサワが提供しているフォントの年間ライセンシング・プログラムの名前で、PC1台あたり決まった額を毎年支払えば、その会社のフォントを原則すべて使えるというものです。 タイプバンクでは、以前よりフォントワークスのLETSに参加して同様のサービスを提供してきましたが、2010年にモリサワの子会社となったため、この9月よりPASSPORTを提供することになりました。 なお、モリサワのPASSPORTにも2011年のアップグレードキットからタイプバンクのフォントが収録されていますが、あくまでもUD系など一部のフォントのみなので、タイプバンクのフォントをすべて利用するためにはTypeBank PASSPORTを契約する必要があります。 → モリサワ|株式会社タイプバンク

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    nkoz 2012/09/10
  • ゆず屋: [フォント] 『あっちこっち』と『あずまんが大王』

    今日は『あっちこっち』のロゴの話です。 当は先日の夏コミで出した『書体の研究』 Vol.11 に載せたかったのですが、ページが足らずに泣く泣く掲載を見送ったもので、もったいなのでここに書いておきたいと思います。 ■ 『あっちこっち』 上の画像は先日放送されていたアニメーション版『あっちこっち』のタイトルです。 (異識・芳文社/あっちこっち製作委員会) このタイトルにはたかデザインプロダクションのタカラインというフォントが使用されています。 元のフォントで再現してみると下の図のような感じです。 元々は先端が角張ったデザインなのですが、『あっちこっち』のロゴでは角を丸めて使っており、やわらかな雰囲気になっています。 ウエイト(太さ)は L から H の6種類あり、ロゴで使われているのは太めの「B」のようです。 タカラインは、マンガやラノベの分野ではどちらかというとあまり見かけないフォントだと

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    nkoz 2012/08/22
  • ゆず屋: [アイマス] ロゴのフォントについて

    先日も書いたようにハルヒのオンリーイベント「来ないと死刑だから3」に申し込んだので、それにあわせて新しい栞(しおり)をいろいろ入稿しました。 → 2007年06月06日のエントリ → 「来ないと死刑だから3」 例えばこんなの。 って、ハルヒじゃないし! 思いっきりアイマスって書いてるし!(笑) (実際のデータでは、ちゃんと塗り足しつけてますのでご安心を) えーと、もちろんハルヒのも作ってますよ? まあハルヒのことは置いておくとして、このしおり、デザインはロゴが入ってるだけで手抜きっぽいんですが、紙に凝ってます。 竹尾の「ペルーラ・ラスター」の「スノーホワイト」を使ってます! → ペルーラ・ラスター おかげで印刷費が、前回アリアのしおりで使ったマットコート紙の3.5倍に(涙) 現物があがってきたら写真でもと思っているので、どんな紙かご期待ください。 使用前・使用後 ところでこのロゴ、い

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    nkoz 2010/06/26
  • ゆず屋: [フォント] ラブプラスのフォントは・・・

    「いきあたったらばったり」さんでご指名をいただいたので書いておきますと、 『ラブプラス』のロゴに使われているフォントは・・・・・・ えーと、よく分かりません(笑) というか、既製のフォントでは無いんじゃないかと考えています。 こちらの「「ブラタモリ」のロゴがラブプラスにそっくりな件」というエントリを拝見して、一瞬フォントが存在するのかと思ったものの、よくみると「ラ」の1画目の長さ(右端がどこまで伸びているか)がラブプラスのロゴとは違っています。 あと、「フ」の高さもですね。 まあ、「フ」はともかく、同じフォントを使っていたら多少アレンジされることを考えてもこの「ラ」のような違いは起こりにくいので、同じフォントを使ったわけでは無いと思います。 偶然似てしまったのか、それともあえて『ラブプラス』の文字に似せたのか・・・ もちろん推測でしかないので、もし「元になったフォントを知っているよ」とい

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    nkoz 2010/06/24
  • ゆず屋: [フォント] 『ストライクウィッチーズ』

    今日は『ストライクウィッチーズ』のフォントのお話です。 例によって、すでにごった煮ちゃんぽんさんのところで紹介されているので取り上げるつもりはなかったのですが、「ストライクウィッチーズ」×「フォント」という検索キーでこのブログに来られる方が多いので、一応うちでも紹介しておこうと思います。 (クリックで拡大します) まずはこちらのメインのロゴ。 Gray Graphics さんのところのフリーフォント、Commercial Break のようです。 → ダウンロードはこちら 見たとおり、分割線のようなものが入っているのですが、それ以外にもちょっと平体ぎみだったり、横線の幅を太くしてあったりと、手が加えられているようです。 これだけだと新しい情報が何もないので、少しおまけを。 TV アニメの各話タイトルに使われているゴシック体ですが、こちらはフォントワークスの ニューロダン DB。 第1話の

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    nkoz 2009/01/31
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