その昔、受注・生産・物流の総合オンラインシステムを手がけたことがあります。その時、受注のサブシステムとして需要予測システムがありました。営業が見通しを入れ、それに基づいて生産計画を立てようというものでした。その結果は見事失敗。工場をもう一つ建てねばならないほどの予測になったのです。営業は在庫切れを恐れて、どうしても高めの予測を入れてしまうからです。 グループウェアのスケジュールは関係者にはみんな見えます。中には人に見せたくない予定もあります。そのときは、ただ予定とだけ入れるなど、他の理由にするか、あいまいにし入れるしかありません。 スーパーの生鮮品のバーコードは店で付けられます。コードと金額はマスターと一致してないとレジでトラブルになりますが、付けられたコードと商品が正確な関係ではないことも多々あるようです。 投入されたデータが正確でなくてもシステムは回ります。しかしそのデータを細かく分析