コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 心得其の四十九 組織が陥るラビリンス価値観は人それぞれ。自由自在に作れるが故に、商売用ホームページではその価値観がマイナスとなることがあります。 トレンドとして勢いのある3カラムよりも、フレーム構造以来の2カラムに親しみを覚える人もいれば、ウィンドウが固定されるフレームにも根強い人気があります。動画、音声、Flashといった「AV系」への傾倒や、テキスト芸にコダワリを持つ人もいます。ブログ型で行くのかいわゆるホ
株式会社so.laの辻正浩氏が、Googleを退職した長山一石氏とタッグを組んで、新会社「JADE(ジェイド)」を設立、2019年6月1日から営業を開始する。創業の背景や新会社のミッション、さらには現在のSEO業界における課題まで、サイバーエージェントの木村賢氏が聞いた。◎撮影:吉田浩章 株式会社JADEを始めます(辻正浩氏のブログ)https://webweb.hatenablog.com/blog/other/sola2jade株式会社JADE設立のお知らせ https://ja.dev/entry/2019/05/29/222311 普通の生活をしていて、一人でSEOなんてできるわけない木村: 辻さんと長山さんが新会社を設立するということで、詳しく話を聞いていきます。とりあえず簡単に自己紹介からいきましょうか。僕はサイバーエージェントの木村です。インタビューはしたことがないですが、編
今日は、キャンペーン用のトラッキングパラメータ(utm_sourceとかutm_mediumとか)付きの汚いURLをスッキリさせるのに、HTML5のHistory APIで提供されているreplaceStateを使う、美しい方法を紹介します。 キャンペーンの効果測定を適切に行い、さらに、ソーシャルを通じた拡散の効果を高め、ユーザーにも優しい、良い仕組みを作るために、サイトを管理するWeb担当者さんと、集客を増やすマーケ担当者さんが、力を合わせる仕組みです。 マーケ側が効果測定したいというニーズは当然。それに対してWeb担当側は、そのニーズを満たしつつも、ユーザーに対しても良い形で、かつオウンドメディアの効果を最大化できる美しい実装をしていけるのがいいですよね。 以前に、「長くて汚いutm_*パラメータ付きURLをキレイにするGoogle Analytics用の少しマニアックなスクリプト」と
「Googleにはパーソナライズ検索がある」は、SEO業界の人間なら知っていることだと思う。しかし実は、検索結果がパーソナライズされることは2つの状況を除いてほとんどなくなっているのを、あなたは知っていただろうか? ほかにも、SEOに役立つ次のような情報をまとめてお届けする。 「これからのSEOに大切なのはE-A-T」と強調するSEO業者には要注意グーグルのニューラルマッチング技術は検索の30%に影響!SEO業界の良心が切に願うこと、それは「悪質SEO業者の撲滅」ファセットナビゲーションでUXとSEOを両立するノウハウとは?Google検索結果に自分のサイトのSEOレポートが出てきた!?新SCにリッチリザルトレポートにイベントが追加グーグル検索が20歳。次の20年を見据えて新しい機能をリリースインデックスカバレッジで画像がソフト404の怪現象グーグル社員による医療・健康サイトに役立つTIP
今日は、「パーマリンク」という言葉を紹介します。いちどWebに公開したコンテンツは、(半)永続的に有効なURLを持たせましょう。それが、ウェブというエコシステムを支えている基本の1つなのですから。 「パーマリンク」という言葉を知っていますか?あなたは「パーマリンク(permalink)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。 ブログ時代の初期に生まれた言葉で、次のことを意味します。 個々のコンテンツに割り当てる、(半)永続的にアクセスできるURL 「permanent link(永続的なリンク)」から生まれたと考えられるこの言葉が意味するのは、次の2点。 識別子でもあり場所指示でもあるこの「パーマリンク」という言葉は、ウェブという世界の良さを失わないために、非常に大切な考え方なのです。 ウェブにコンテンツを公開するときには、個々のコンテンツにアクセスできるURLを個別に設定しましょうこの
今日は、英国政府のWebサイトなどを担当する「政府デジタルサービス(GDS)」の部署が公開している「デザイン原則の10か条」について。「良いデジタルサービスを作り、運営していく」ためのポイントがコンパクトにまとめられています。 英国政府(gov.uk)のサイトには、「デザイン原則(Design Principles)」というページがあり、そこには、次のようなことが書かれています。 まずニーズからはじめる ―― 自分たちのニーズではなく、ユーザーニーズから。本当のユーザーを理解し、そのニーズを知る。想像や思い込みではなく、ちゃんとデータで。 なんでもかんでも手を広げず、するべきことだけをする ―― 政府がしなければいけないことだけをし、他の人がすでにやっていたら協力する。 データをもってデザインする ―― 試作し、実際のサイトで実際のユーザーにA/Bテストを行い、その結果をデザインに活かすや
今日は小ネタです。Gmailで横幅いっぱいにメール一覧を表示するブックマークレットを紹介します。これで、小さな画面や文字サイズを大きくしているときでも、メールを見やすく表示できます。 Gmailって、左側のサイドバーが邪魔なときがあるんですよね。リリースメールを一気にチェックするときなんか、「あの領域がなければ、もっとsubjectや本文の冒頭を確認しやすいのに」と思うことがしばしば。 特に古いノートパソコンで画面が1024×768なときはそう思います。また、1920幅のディスプレイを使っていても、(40を過ぎて厳しくなった老眼のせいか)文字サイズを拡大して使っているときは、同じようになってしまいます。 Googleアナリティクスで左のメニューを隠せるように、Gmailでも左サイドバーを消せればいいのですが、そういうニーズは多くないのか、機能を追加してくれません。 そこで! この邪魔な左サ
トイレの個室の数は、社員の数に対してどう決まっているのか、法律を調べてみました。今日は、ちょっとWebのネタから離れて、オフィス環境の話ですが、たまにはいいですよね。 御社のオフィスでは、社員何人に1つぐらい、トイレの個室がありますか? いつも人が入っていて困ったりしませんか? インプレスが市ヶ谷から神保町に移ったのが2014年11月、その後1月にグループ会社の山と渓谷社やリットーミュージックの人も神保町に移って来て、みんなが同じフロアになりました。 で、困ったことが。トイレの個室がいつも空いていないのです。特に昼食後は、それが顕著に。 どうにも困るので、「トイレの個室の数と社員の数の関係」に関する法律(というか決まり)がないか、調べてみました。すると、あったんですよ。 事務所衛生基準規則労働安全衛生法に基づく省令ですね。 これは、事務所(建築物またはその一部で、事務作業に従事する労働者が
いくらWebサイトの良しあしを外部からほめられたとしても、お客様にとってわかりにくければ何の意味もない。 文章がいくら正しく書かれていても、お客様に伝わらなければ意味がない。 そう話すのは、ソニーが15年前に損害保険業界に参入し設立した「ソニー損保」のコンテンツ企画部長の片岡 伸浩氏。ダイレクト販売を旗印に保険業界に参入する企業として「企業のためでなく、お客様のための保険会社」だというメッセージを伝える必要がありました。そこで、今回はそのメッセージを伝えるために、ウェブを通じてどのような取り組みを行っているか片岡さんに伺いました。 コンテンツ企画部で作った行動指針「わかりやすさのその先へ」保険という商品はもともと複雑な商品で、お客様がすべてを理解したうえで契約しようとすると、かなり広範囲な知識が必要となります。お客様にとっては、「難しい」と思われてしまう商品かもしれません。言い方を変えれば
今日は、サイトにツイート一覧を貼り付けている人向けのお知らせです。というのも、Twitterが提供しているツイート一覧をサイトに掲載する仕組みが3月には使えなくなってしまうのです。 Twitterは、標準のサイト貼り付け用ツイート一覧ボックス(「Join the conversation」と表示されるやつ、ウィジェット)の提供を近いうちに終了することを発表しました(代替手段については後述)。 「 "Join the conversation” ウィジェット」提供終了のお知らせ(Twitterブログ) Twitterの新しいAPI(プログラムによるツイートデータ取得の仕組み)への移行によるものです。この「Join the conversation」ウィジェットは古いAPIを使っているため、新APIへの切り替えにともなって使えなくなるのです。 正式な提供終了時期は確定していませんが、完全に終了
キャンペーンを仕掛けるにあたって、ソーシャルメディアで話題になれば効果が上がる。しかし、仕掛け側が予想しない早いタイミングで、しかも正式リリース前に、キャンペーンが話題になりすぎても、困った事態が起きてしまうようだ。今回は、そんな事例をお届けする。 徐々に話題が広まって、募集スタート時点で最高潮になれば……「うわっ…私の年収低すぎ…?」のキャッチコピーと、驚く女性の顔が特徴的な、転職サイト「@type」のバナー広告。ほとんどの人が目にしたことがあるだろう。 @typeでは、このバナー広告のモデルを公募するキャンペーンを行っている。同社によると、このバナーのモデルを公募するのは初めての試みだということだ。 同社では、バナー広告モデルの募集開始を2012年4月19日の予定で進め、3日前の4月16日午前11時ごろにはキャンペーンサイトを本番環境にアップした。 「少し前にサイトをオープンしておけば
今日はいつもと少し視点を変えて、自分のコンテンツをパクったサイトがあった場合に、そのサイトが検索エンジンで表示されないようにする手順を紹介します。しかも、グーグル公式の方法で、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)に基づく正式な方法です。 サイトのコンテンツがパクられた!世の中には、他人の著作物を盗用することに一切の罪の意識をもたない人も多数います。そのため、あなたのサイトのコンテンツを(自動的にまたは手動で)コピーして別のサイトを作り人がいないとは限りません。特に、あなたのサイトが人気を集めていて、RSSフィードを提供していればなおさらです。 そして、場合によってはあなたのサイトのコンテンツを盗用した悪質なサイトが、検索エンジンであなたのサイトよりも上位に表示されてしまう場合もあるでしょう。 最近のグーグルは重複コンテンツの扱いがうまくなっており、同じコンテンツが複数の場所で掲載されてい
フォロワーからの注目やリンクを集めることを期待して、自分のTwitterアカウントで新しい投稿や製品についてつぶやく人は多い。こういった活動が、インデックス化されるページの増加や迅速なインデックス化にもつながるとしたらどうだろう? jtkaczukが2010年3月に、「Twitterをサイトマップとして利用する」という記事をYOUmozに投稿した。僕はこれを読んでからTwitterのパワーについて考え始め、Twitterをもっと活用することがインデックス化の助けになるんじゃないかと思うようになったんだ。 そこで僕は、ほんの数か月だけささやかな実験を行ったのだが、その結果は驚くべきものだった。 Twitterとインデックスの実験の方法この実験では、次のことをそれぞれ追跡できるようにした。 新製品がサイトに追加されたことそれがツイートされたことGooglebotにクロールされたことグーグルでイ
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