米Apple Computerが先日,Windowsに感染するウイルスが少数のiPodに混入した件について,「Windows がこのようなウイルスに対してぜい弱であることを遺憾に思う」という声明をWebサイトに掲載した(関連記事:ビデオ対応iPodの一部がWindowsウイルスに感染)。その翌日,米Microsoftとセキュリティ専門家らが,この声明に対して常識的な反論を述べている。 Microsoftでマルウエア混入製品の出荷を防ぐ作業の担当ソフトウエア技術者であるJonathan Poon氏は,「AppleがWindowsや,暗に当社の品質管理問題を非難したのは誤り」と述べている。 Poon氏は個人で運営するブログに「今回のウイルスがどのプラットフォーム由来であるかは問題でない」と書いた。「iPodでウイルスが見つかったということは,品質チェック,特にiPodに格納するコンテンツの確認