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競走馬のふるさと案内に関するnm76のブックマーク (72)

  • マルカダイシスを訪ねて~徳重牧場 | 馬産地コラム | 競走馬のふるさと案内所

    1996年の鳴尾記念(G2)を勝ったマルカダイシス(牡18歳、父Diesis 母Eloquent Minister)を鹿児島県姶良町の徳重牧場(ホースランドあいら)に訪ねた。 馬は1996年1月デビュー、8戦連続して掲示板を確保と堅実な成績を続けていたが、9戦目に初勝利を上げるとポンポンポンと4連勝、一気にオープンへと駆け上がり、トパーズステークスの2着を挟み、重賞初挑戦で鳴尾記念(G2)を制した。翌年、脚部不安を発症し2年に及ぶ長期休養、復帰後は中津~岩手~名古屋と地方競馬を渡り歩いたものの完全復活とはならなかった。 引退後、鹿児島県の徳重牧場にて種牡馬入り。数は多く無いものの毎年5頭前後に種付けを行い、種牡馬10シーズン目を迎えた昨年も5頭に種付けを行った。これまでに産駒のクリノダイシスが九州産限定重賞のひまわり賞を勝った他、昨年7月には産駒のスズノブレイヴが念願の中央初勝利を挙げて

  • 2010年12月25日 R-NIKKEI杯2歳S G3 | 重賞ウィナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

    数々の名馬がたどった出世レース、ラジオNIKKEI杯2歳ステークス(G3)はダノンバラードが鮮やかな差し切り勝ちを決めた。 馬の生産は新ひだか町三石のケイアイファーム。過去には函館記念(G3)優勝馬ブライトサンディーや、新潟2歳ステークス(Jpn3)、関東オークス(Jpn2)の覇者シンメイフジを生産している。牧場は繁殖部門、育成部門があり、スタッフは20名いる。 同牧場の繁殖スタッフ・杉山寿広さんはレース当日、応援馬券を買ってその走りを見守っていた。レースの感想を伺うと、「強いメンバーが揃っていましたが、力のある馬なので互角以上の競馬ができると思っていました。阪神の内回りコースですから、末脚が届くか不安もよぎりましたが、馬の力を信じて応援していました。ディープインパクト産駒の重賞勝ち第1号ということで、記念に残る勝利にもなりましたね。光栄に思います。」と、笑みを浮かべた。ゴールの瞬間は見

  • 日高のフォトアルバム・12月~三方義勝 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    12月再度の撮影で冬、雪景色の写真を撮影する事が出来ました。 雪がちらつき始めると、次第に吹雪き模様に。 風雪の中、馬達は顔に、背に雪を乗せ厳寒の季節に向かう 強さを感じさせてくれます。 写真1 [夕景] 一年で一番日の短い明日、曇り空にも夕景のチャンスが。 写真2 [吹雪1] 雨で解けた放牧地に再び雪が舞い始める。 写真3 [吹雪2] 降り始めて15分程でモザイク写真の様に何がなにやら。 写真4 [雪上のたわむれ] 数頭の馬が交互にからみあう。 写真5 [意識] カメラを向けると馬の動きが変化、カメラを意識しているよう。 写真・文 三方義勝 ※掲載写真の転写等は一切お断りいたします。 写真についてのお問い合わせは下記にお願いいたします。 三方写真事務所 TEL:011-881-4276

  • ザッツザプレンティがノーザンホースパークで乗馬に | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    レックススタッドを後にするザッツザプレンティ 馬運車を見つめるザッツザプレンティ スタッフに見送られ馬運車に乗り込んだ 2003年の菊花賞馬で新ひだか町のレックススタッドに繋養されていたザッツザプレンティ(牡10歳、父ダンスインザダーク)が今シーズンをもって種牡馬を引退することになり12月24日夕方、苫小牧市のノーザンホースパークへ移動した。今後は乗馬として新たな生活が始まる。 ザッツザプレンティは父ダンスインザダーク、母バブルプロスペクター、母の父ミスワキという血統。半姉にサンスポ4歳牝馬特別(G2)優勝馬マニックサンデー、おじに秋の天皇賞馬バブルガムフェロー、めいにJRA最優秀2歳牝馬のショウナンパントルなどがいる。 競走成績は16戦3勝2着3回。2歳時にラジオたんぱ杯2歳S(G3)を4馬身差で圧勝し、クラシックの有力候補に名乗りを挙げた。3歳春は皐月賞(G1)は8着、ダービー(G1)

  • マルカシェンクがブリーダーズSSにスタッドイン | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    2005年のデイリー杯2歳S(G2)など重賞2勝を挙げ、18日付で競走馬登録を抹消したマルカシェンクが、12月24日、種牡馬としての繋養場所となる日高町のブリーダーズスタリオンステーションに到着した。 同馬は千歳・社台ファーム産の7歳牡馬。父サンデーサイレンス、母シェンク、母の父Zafonicという血統で、半妹には京成杯オータムH(G3)を制したザレマがいる。2歳秋のデビューから二連勝でデイリー杯2歳S(G2)を制し、古馬になってからはマイル路線で活躍。08年の関屋記念(G3)で重賞2勝目をあげた。競走成績は35戦5勝、総収得賞金は2億5344万4000円。 当初はフランスで種牡馬入りの予定だったが、生産者からの要望に応える形で国内での種牡馬入りが決定した。 馬運車の扉が開かれると一面の銀世界に戸惑う様子も見せたが、スタッフに促されゆっくりと新天地に降り立った。 迎えた同スタリオン坂場長

  • ソングオブウインドを訪ねて~優駿スタリオンステーション | 馬産地コラム | 競走馬のふるさと案内所

    12月10日現在で、ファーストシーズンサイアーランキングでNAR部門第3位、総合で第6位。「同じ年にスタッドインしたオンファイアとは良い意味でのライバル関係だと思いますが、どちらも好スタートを切れたと思っています」と優駿スタリオンステーションの山崎努主任がほっとしたような表情で初年度産駒の活躍をふりかえった。 「決して早熟タイプではないと思うのですが、芝、ダート双方で早い時期から活躍馬を出したことは、この馬の将来にとって嬉しいことだと思います。勝ち上がった産駒も逃げタイプもいれば、追い込み馬もいます。この馬自身、とても賢い馬なので、そんな性格が遺伝しているのかもしれません。いろいろなタイプがいるということは、楽しみが広がります」と笑顔をみせた。 現役時代のソングオブウインドは、その名前の通りに一瞬のつむじ風だった。メイショウサムソンの三冠制覇が期待された2006年の菊花賞(G1)。勢いよく

  • メイショウドトウを訪ねて~イーストスタッド | 馬産地コラム | 競走馬のふるさと案内所

    明るい鹿毛に、額から鼻筋に伸びる大流星。そして14歳になった今も筋肉質の体に大きな崩れはない。外国産馬だったが、2000年から2001年にかけて、テイエムオペラオーとともに古馬の中~長距離シーンを盛りあげた。積み上げた賞金は9億円を超え、当時としては外国産競走馬の賞金王にもなった。 「同じ“メイショウ”でもずいぶん性格が違うんですよ」と青木大典場長が案内してくれた。いつもイラっとしている「オウドウ」に対して「ドトウ」の日常はのんびり、おっとりしているそうだ。この日も、放牧地の真ん中あたりでのんびりと時間を過ごしていた。 「現役時代の激しさは、今はほとんどみせないですよ。ただ、種付けのときだけは別の馬のような激しさを見せます。気持ちの切り替えが上手なんでしょうね。種付けも上手で、受胎率もよいと生産者の方からの評判も良いですよ」と馬を褒めている。 「長く活躍してくれたということもあるのでしょう

  • ヴァーミリアンが社台スタリオンステーションにスタッドイン | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    史上最多となるG1・Jpn1 9勝を挙げた2007年のJRA最優秀ダートホース、ヴァーミリアン(牡8歳、父エルコンドルパサー)が12月23日午後、来シーズンから種牡馬として繋養される安平町の社台スタリオンステーションにスタッドインした。 同馬は父エルコンドルパサー、母スカーレットレディ、母の父サンデーサイレンスという血統。半兄にサカラート、半弟にキングスエンブレム、一族にはダイワスカーレット、ダイワメジャーなど活躍馬多数のスカーレット一族の1頭である。 競走成績は34戦15勝(海外2戦)。総獲得賞金は11億6860万7500円。2歳時にはラジオたんぱ杯2歳S(G3)、3歳時には浦和記念(G2)、4歳時にはダイオライト記念(G2)、名古屋グランプリ(G2)、5歳時には川崎記念(Jpn1)、JBCクラシック(Jpn1)、ジャパンCダート(G1)、東京大賞典(Jpn1)、6歳時にはフェブラリーS

  • クーリンガーを訪ねて~優駿スタリオンステーション | 馬産地コラム | 競走馬のふるさと案内所

    500キロを優に超える巨体から繰り出すスピードは、速さを感じさせない速さで実績を積み上げていった。3歳から9歳の春まで61戦。JRAで32戦、地方競馬で29戦。長い競走生活の、約半数のキャリアを全国の交流競走で記録している。通算勝利は10勝。先頭ゴールインも中央、地方で仲良く5勝ずつ分け合った。 JRAの競馬場も全10場のうち8競馬場を走破。地方競馬場に至っては南関東、金沢、盛岡、名古屋など。佐賀競馬場で行われる佐賀記念(G3)は5回も出走した。日中を渡り歩いて日中のファンに愛された。その当時から真っ白だった馬体は、キャリアを詰まれるごとに、さらに輝きを増していた。 「大きな芦毛馬ってこともあるんでしょうけど、なんかいい味を持った馬なんですよね」と優駿スタリオンステーションの山崎努主任がいう。その視線の向こうで、真っ白な馬体が朝の陽射しを浴びてまぶしい。「たまに寝てたりしますけど、いつ

  • ザカリヤを訪ねて~サンシャイン牧場 | 馬産地コラム | 競走馬のふるさと案内所

    1999年のニュージーランドトロフィー4歳S(G2)の勝ち馬ザカリヤ(GB)を訪ねた。今年14歳となった彼は日高町のサンシャイン牧場で種牡馬生活を送っている。 同牧場・繁殖主任の小川剛可さんに近況を伺うと、「健康に過ごしています。少し敏感で、気性の強いところはありますね。昔に比べるとだいぶ落ち着いてきましたが、放牧地ではよく動いています。向かいにいる繁殖牝馬を見ては、走り回っていますよ。」と、話す。現在のスケジュールは日中に放牧し、夕方ウォーキングマシンに入って運動をする。放牧地で馬を見ていると、道路を挟んだ放牧地にいる繁殖牝馬が目に入ってくるや、いなないて力強く駆け出していた。いかにも種牡馬らしい姿だ。 「種付けはやる気満々です。受胎率もまずまずですよ。」と、小川さん。昨年と今年は産駒がいないが、今年は数頭と種付け。産駒はこれまで5世代25頭がデビューし、そのうち16頭が勝ち名乗りを挙げ

  • サクラユタカオーが死亡、献花台を設置 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    1986年の秋の天皇賞(G1)を制したサクラユタカオー(父テスコボーイ)が11月23日朝、老衰のため繋養先だった新ひだか町の乗馬施設「ライディングヒルズ静内」で死亡した。28歳だった。ライディングヒルズでは同馬が過ごした馬房に祭壇を設置。祭壇はファンからのメッセージと花で覆われている。 ライディングヒルズ関係者によるとサクラユタカオーは2009年から左眼の状態が良くなかったが、健康に過ごしていたという。23日朝、馬房に行くとすでに息を引き取っており、「大往生だったと思います」と話していた。 慰霊祭はサクラユタカオーを所有していた新ひだか町と協議して決定。馬像を作る計画も上がっているという。 ライディングヒルズ静内のコメント 「サクラユタカオー ありがとう 平成22年11月23日午前 サクラユタカオーは28歳の生涯を終え老衰により永眠いたしました。ここに謹んでお知らせいたします。ユタカオーよ

  • ブリーダーズGCはシルクメビウスが優勝 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    シルクメビウスが差し切り勝ち 大勢のファンで埋まったパドック 喜びいっぱいで引き揚げてきた田中博康騎手 馬場で行われた口取り 表彰式での記念撮影 8月12日、門別競馬場では第22回ブリーダーズゴールドカップ(Jpn2)[アドマイヤムーン賞]が行われた。 今年の注目は故障による長期休養から復活を果たしたG1馬カネヒキリの出走。門別競馬場には多くの観客が来場し、パドックでは大勢のファン、牧場関係者がダート界の一流馬の登場に視線を送った。 秋のG1レースへ向けて今年の北の大一番にも豪華なメンバーが顔合わせ。カネヒキリの他にもJRAから昨年のジャパンカップダート(G1)2着馬シルクメビウス、各地の交流重賞で好走実績が光るマイネルアワグラス、ロールオブザダイスなど強力な面々が参戦。地方勢は地元ホッカイドウ競馬から前哨戦・星雲賞(H2)の勝ち馬ラプレら4頭が迎え撃ち、他地区からはJRA重賞勝ちのあるア