ハギノカムイオー(2009年11月撮影) ハギノカムイオー(2009年11月撮影) ハギノカムイオー(2009年11月撮影) ハギノカムイオー(2009年11月撮影) 新ひだか町三石の本桐牧場で余生を送っていたハギノカムイオーが10日、老衰のために死亡した。前日まで、それまでと変わらない様子で、元気に過ごしていたというが、34歳と10日。シンザンが持つサラブレッドの長寿記録まで1年と約3か月まで迫ったが、その潔さもまたハギノカムイオーらしいところだったのかもしれない。 ハギノカムイオーは父テスコボーイ、母イットーという血統。浦河町の荻伏牧場の生産馬で、当歳秋に行われた「日高秋家畜市場サラ系当歳」において、それまでの日本のサラブレッド市場レコード(5000万円)を大きく超える1億8500万円で取引されて大きな話題となった馬だ。 デビューは3歳1月の京都競馬場芝1600m戦。「ロマンは男の代名