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競走馬のふるさと案内に関するnm76のブックマーク (72)

  • ハギノカムイオーが死亡 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    ハギノカムイオー(2009年11月撮影) ハギノカムイオー(2009年11月撮影) ハギノカムイオー(2009年11月撮影) ハギノカムイオー(2009年11月撮影) 新ひだか町三石の桐牧場で余生を送っていたハギノカムイオーが10日、老衰のために死亡した。前日まで、それまでと変わらない様子で、元気に過ごしていたというが、34歳と10日。シンザンが持つサラブレッドの長寿記録まで1年と約3か月まで迫ったが、その潔さもまたハギノカムイオーらしいところだったのかもしれない。 ハギノカムイオーは父テスコボーイ、母イットーという血統。浦河町の荻伏牧場の生産馬で、当歳秋に行われた「日高秋家畜市場サラ系当歳」において、それまでの日のサラブレッド市場レコード(5000万円)を大きく超える1億8500万円で取引されて大きな話題となった馬だ。 デビューは3歳1月の京都競馬場芝1600m戦。「ロマンは男の代名

  • 2012年ジェイエス繁殖牝馬セールが開催 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    最高価格馬のエリモピクシー 高額で取引されたエリモピクシーを祝うかのように虹が出迎えた。 2番目の高額馬エリモハルカ 3番目の高額馬エリモフィナーレ エリザベス女王杯(G1)の勝馬エリモシック オークス馬エリモエクセル エクセルマネジメントプライベートセール 会場の様子 10月24日、新ひだか町の北海道市場において、(株)ジェイエスが主催する「ジェイエス繁殖馬セール」が行われた。 このセールは現在国内で開催される唯一の繁殖馬を対象とした公設市場。30年以上の歴史を持つセール出身馬からは、今年の牝馬クラシック戦線を賑わせたアイムユアーズの母セシルブルース、昨年のNHKマイルC(G1)優勝馬グランプリボスの母ロージーミスト、2009年天皇賞(春)(G1)勝ち馬マイネルキッツの母タカラカンナなど数多くの活躍馬の母が取引されている。セール取引馬からは毎年のように重賞戦線を賑わせる馬が出ており、血の

  • ファンドリポポを訪ねて~槇本牧場 | 馬産地コラム | 競走馬のふるさと案内所

    1989年のサンスポ4歳牝馬特別(G2)など3つの重賞を制したファンドリポポ(牝24歳、父ホスピタリテイ 母ファンドリパール)を日高町の槇牧場に訪ねた。 馬は1988年6月、栗東の夏村辰男厩舎からデビュー。新馬戦を勝ち、この年6戦2勝の成績を挙げた。翌年のシンザン記念(G3)を人気薄の10番人気で制し、初重賞制覇を果たすと牝馬クラシック戦線に参戦、報知4歳牝馬特別(G2)(現報知杯フィリーズレビュー)3着、桜花賞(G1)7着の後、サンスポ4歳牝馬特別(G2)(現フローラステークス)を優勝して重賞2勝目を挙げた。トライアルを制して挑んだオークス(G1)では4着に敗れた。 管理していた夏村辰男調教師が病気で亡くなると松永善晴厩舎に転厩、秋のエリザベス女王杯(G1)は12着に敗れ牝馬三冠でのG1制覇は果たせなかった。その後は岩元市三厩舎に転厩し中距離を中心に重賞を賑わせ、1990年の朝日チャ

  • シリウスシンボリが死亡 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    シリウスシンボリ(2011年5月撮影) シリウスシンボリ(2011年5月撮影) シリウスシンボリ(2011年5月撮影) 1985年のダービー馬シリウスシンボリが4月8日、繋養先だった日高町の沖田牧場で死亡した。30歳、大往生だった。 シリウスシンボリは父モガミ、母スイートエプソム、母の父パーソロンという血統の鹿毛の牡馬。同期にはミホシンザン、スクラムダイナ、サクラユタカオーなどがいる。 競走成績は旧3歳~7歳時国内12戦4勝、海外14戦0勝。ダービー(G1)優勝後は欧州に渡り85年ロイヤスオーク賞(仏・G1)3着、86年フォワ賞(仏・G3)を2着と健闘。同年の凱旋門賞(仏・G1)にも挑戦したが、ダンシングブレーヴの14着に敗れた。87年に帰国するも日で勝利をあげることはできず、88年の天皇賞(秋)(G1)7着を最後に現役を引退した。 現役引退後は日高町のブリーダーズスタリオンステーション

  • キンシャサノキセキの初年度産駒が誕生 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    秋田牧場で生まれたキンシャサノキセキの産駒 軽快なフットワークは短距離で活躍した父譲り 蝶のように舞う姿は父の名の由来になったモハメド・アリのよう 細長いハート模様の流星はアイドル性十分 2010年、2011年の高松宮記念(G1)を制したキンシャサノキセキ(牡9歳)の初年度産駒が3月20日、新冠町の秋田牧場で誕生した。 元気一杯に放牧地を走り回る当歳っ仔は芦毛の牝馬。母エーピーサルート(牝14歳)は現役時代にダート短距離でJRA5勝を挙げた快速馬、半兄アドマイヤネアルコはJRA2勝の現役馬、おじエーピーバーストはエルムS(G3)2着馬という血統を持つ。 「最初は違う種牡馬を配合するつもりだったのですが、種付けに行ったらキンシャサノキセキが種牡馬入りしたと聞いたので、実馬を見せてもらいフジキセキらしい体型が気に入り、急遽予定を変更しました。しっかりとした良い産駒が生まれましたね。父母とも短距

  • 2012年01月05日 京都金杯 G3 | 重賞ウィナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

    一年の計は元旦にあり。競馬の元旦は伝統の金杯だ。 記念すべき第50回京都金杯(G3)は3番人気のマイネルラクリマが早め先頭から追いすがる後続の追撃を1 1/4退けて、重賞初勝利を飾った。 マイネルラクリマを生産したのは、新ひだか町の武牧場だ。昭和41年創業というから46年目。2009年の菊花賞馬スリーロールスの生産牧場としても知られている。生産から育成までを行う牧場で現在は21頭の繁殖牝馬を武社長以下9人で管理している。 レースの当日、山ノ井紀明場長は事務所のテレビでスタッフたちと一緒に声援を送った。 「プラス10キロの馬体重には少し驚きましたが、追いきりの時計は良かったですし、レース前に伝えられた上原調教師や松岡騎手の強気のコメントを心強く思っていました。でも、そんなことよりも、レースになれば馬を応援するだけでしたね。縁起のよいレースを勝ててよかったです」と当日を思い出しながら、少し照れ

    nm76
    nm76 2012/02/06
    マイネルラクリマ
  • 2012年01月25日 川崎記念(中央交流) Jpn1 | 重賞ウィナーレポート | 競走馬のふるさと案内所

    少しでも強くなるために、競走馬は日々トレーニングを積む。そのうえで人は馬が歩む道を考え、選ぶ。結果がすべての競馬の世界において、勝利は何にも代え難い成果となる。 前人未踏の重賞9連勝。スマートファルコンは川崎記念((Jpn1)、2100m、川崎、1月25日)で通算19個目の重賞タイトルを手にした。 「ロケットスタートを決めて行けた時に、ああ良かったと思いましたね。この馬らしい強い勝ち方をしてくれて安心しました」生産者・岡田スタッドの岡田将一さんはホッと息を吐いた。昨年暮れの東京大賞典(G1)が思わぬ辛勝。やや太めが残っていたとはいえ、格下のワンダーアキュートにハナ差まで詰め寄られた走りは満足いくものではなかった。 「それだけに厩舎サイドは川崎記念(Jpn1)で結果だけではなく、内容も求めたのだと思います。絶対に負けられない、勝つんだという強い気持ちが表れた仕上げでしたから」。7キロ絞ってよ

  • 追悼~スリープレスナイト | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    眠れぬ夜を、いくつ重ねたことだろう。馬も、人も。 結果から言えば1200メートル戦で芝ダートを問わずに12戦9勝2着3回。スリープレスナイトは疑いようのないスプリントのスペシャリストだった。しかし、芝1400メートルのデビュー戦から、そこにたどり着くまでは簡便な道のりではなかった。 仕上りが遅れ、デビューは3歳の1月。桜花賞出走を目指したこともあるが、2勝目はオークスの前週に組まれたダート1200メートル戦だった。その頃はゲート難にも悩まされた。目標とするレースを除外されたこともあるし、選出されなかったこともある。さらには馬インフルエンザの発生により移動制限もかけられた。距離延長の壁には何度も跳ね返された。それでも、果敢に挑戦し続けた。 「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」。きっかけは得意なダートを捨てて、もっと得意な距離を選択したことだった。 一方、デビューした年に重賞の京王杯オータムH(G

  • カネヒキリのファーストクロップが誕生 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    新冠町・五丸農場で誕生したカネヒキリのファーストクロップ 雪の上を元気一杯に駆け回った 母親に寄り添うカネヒキリの牡駒 度重なる故障から不屈の闘志で復活し、ダートG1/Jpn17勝、2005年&2008年JRA最優秀ダートホース、2005年NARダートグレード競走最優秀馬、2008年NARグランプリダートグレード競走特別賞に輝いたカネヒキリ(牡10歳)のファーストクロップが1月22日、新冠町の五丸農場で誕生した。 予定日より3日ほど遅れて生れ落ちたのは、母がアンベリール(父サクラローレル)の栗毛の牡馬。1992年の金鯱賞(G3)など重賞4勝をあげ、1993年の安田記念(G1)、宝塚記念(G1)でも2着となり「鉄の女」と呼ばれたイクノディクタスの孫に当たる。 「骨のある手先のさばきが軽い馬が生まれました。カネヒキリは素晴らしい競走実績のある馬ですし、種付料も手ごろ。初年度ということで2頭に種

  • 種牡馬チチカステナンゴが急逝 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    雪上で白い馬体を輝かせるチチカステナンゴ(2011年2月撮影) 日に残した産駒は3世代。活躍が期待される(2011年6月撮影) 愛嬌のある可愛らしい顔でファンからも人気があった(2011年6月撮影) 安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬生活を送っていたチチカステナンゴ(牡14歳)が1月13日、苫小牧市の社台ホースクリニックにおいて急逝した。 社台スタリオンステーションによると、チチカステナンゴは昨年12月末頃より疝痛を発症。年が明けた1月5日に社台ホースクリニックで開腹手術を行い、重度の便秘であることが判明した。その後は診療所に滞在し経過観察を行い、症状も回復傾向にあったが13日に容態が急変。懸命な治療の甲斐もなく同日午後6時30分に息を引き取ったという。 チチカステナンゴは父スマドゥン、母スマラ、母の父アンテウスという血統の芦毛のフランス産馬。競走成績は14戦4勝で、パリ大賞(G

  • メイショウベルーガが繁殖入り | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    天皇賞(秋)(G1)のレース中に右前繋靱帯不全断裂を発症し、4コーナーで競走を中止したメイショウベルーガ(牝6歳、栗東・池添厩舎)は11月4日(金)付けで競走馬登録を抹消。同日に北海道日高町の三嶋牧場へ向けて出発し、翌5日に無事到着した。 同馬は父フレンチデピュティ、母パパゴ(母の父サドラーズウェルズ)という血統。浦河町の三嶋牧場の生産で、3歳1月に京都競馬場でデビューした。2戦目のダート1200m未勝利戦を勝ち上がったが、デビュー5戦目に16番人気で出走したフローラS(Jpn2)で4着に追い込んだのをきっかけに芝の中、長距離路線を歩むようになった。キャリアを重ねながら末脚に磨きをかけて重賞初勝利は5歳1月の日経新春杯(G2)。牡馬を相手に3馬身差で圧勝し、同年秋の京都大賞典(G2)も優勝。阪神大賞典(G2)3着。昨年のエリザベス女王杯(G1)は日馬最先着の2着と健闘した。通算成績は35

  • 荒尾競馬場で武豊騎手のトークショー開催 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    武豊騎手のトークショー レディースジョッキーズシリーズ出場騎手と武豊騎手 荒尾競馬場には2018人が来場した この日の重賞レース、九州産馬限定・たんぽぽ賞はテイエムハエンカゼが優勝した 荒尾競馬場は2011年12月23日をもって廃止となる 12月1日、熊県の荒尾競馬場で武豊騎手(JRA)のトークショーが開催された。荒尾競馬場は今年、83年の歴史に幕を閉じ、廃止が決まっている。このイベントは武豊騎手が自身の付き人を通じて知人でもある杉村一樹騎手(荒尾競馬所属)へ、“最後に力になれれば”という思いから実現に至った。 武豊騎手は当日のJRA交流戦「シーサイドカップ」でゴールドユソネット(牝3歳 栗東・森厩舎)とコンビを組み、自身3度目となる荒尾競馬での騎乗を果たした後(レースは2着)、午後3時過ぎからスタンド前でトークショーを行った。 司会を務めたのは元高崎の女性騎手の赤見千尋さんで、バレット

  • ラヴェリータが繁殖入り | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    繁殖入りしたラヴェリータ 馬運車から降りてくる様子 元気に北海道に到着した 来年、見学公開の予定です ダート戦線トップクラスの牝馬として活躍したラヴェリータが12月4日のジャパンカップダート(G1)4着を最後に引退し、12月7日に競走馬登録を抹消。北海道のノースヒルズで繁殖入りした。12月8日午後に牧場に無事到着し、来春の交配に備える。 同馬はアメリカ産の5歳牝馬。父Unbridled's Song、母Go Classicという血統で、母系からは日で種牡馬生活を送ったスキャターザゴールドが出ている。通算成績は31戦11勝で、ダート重賞7勝をマークした。初勝利は2歳秋で、3歳時に関東オークス(Jpn2)、スパーキングレディーカップ(Jpn3)、4歳時は名古屋大賞典(Jpn3)、スパーキングレディーカップ(Jpn3)、5歳時はTCK女王盃(Jpn3)、エンプレス杯(Jpn2)、スパーキングレ

  • バンブーエールがイーストスタッドにスタッドイン | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    2008年のJBCスプリント(Jpn1)の覇者バンブーエールが種牡馬入りし、浦河町のイーストスタッドに到着した。 バンブーエールは父アフリート、母レインボーウッド、母の父Rainbow Questという血統の栗毛馬。2003年に浦河町のバンブー牧場で誕生し、同世代にはアドマイヤムーン、キンシャサノキセキ、マツリダゴッホ、メイショウサムソンがいる。 現役時代はダート短距離を中心に勝ち星を重ね、25戦10勝をマーク。5歳時に出走したJBCスプリント(Jpn1)ではスマートファルコンを、6歳時に出走した東京盃(Jpn2)ではスーニを破り、海外ではドバイゴールデンシャヒーン(G1)4着という好走歴がある。短距離のイメージが強いが、ダート2000mで争われるジャパンダートダービー(G1)、ダービーグランプリ(G1)で勝ち馬から僅差2着の実績も強調しておきたいところだ。素晴らしいスピードと、力の要るダ

  • サクラメガワンダーがレックススタッドにスタッドイン | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    レックススタッドに到着したサクラメガワンダー 力強い踏み込みで厩舎へ向かった 均整の取れた伸びのある馬格を披露 グラスワンダーの後継として期待は大きい サクラユタカオー、サクラバクシンオー、サクラシンゲキ、サクラトウコウ、サクラチトセオー、サクラローレル、サクラプレジデントなど、生産界に数多くの種牡馬を送り出してきたサクラ一族から、新たな名種牡馬候補がスタッドインした。 1月24日午後2時、新ひだか町のレックススタッドに重賞4勝馬サクラメガワンダー(牡9歳)が入厩。今春から種牡馬として新たな生活を始める。 サクラメガワンダーは父グラスワンダー、母サクラメガ、母の父サンデーサイレンスという2003年生まれの栗毛馬。おじにはサクラチトセオー(天皇賞(秋)(G1))、おばにはサクラキャンドル(エリザベス女王杯(G1))がいる血統で、同期にはすでに種牡馬として活躍しているアドマイヤムーン、メイショ

  • リトルアマポーラに初仔が誕生 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    2008年のエリザベス女王杯(G1)を制し、昨シーズン繁殖入りしたリトルアマポーラ(牝7歳)に、待望の初仔が誕生した。 1月17日の午前10時32分、白老町の白老ファームで産声をあげたのは、キングカメハメハを父に持つ鹿毛の牡馬。予定日から1週間ほど遅れたものの、元気な男馬の誕生に牧場は安堵に包まれた。 「この牝系は大体1週間は遅れる血統ですから別段心配はしていませんでした。初仔ですが体重は46kgと十分なサイズでしたし、お産前後も何の問題もなくスムーズで、全く手がかかりませんでしたよ」と橋裕充場長。 リトルアマポーラは父アグネスタキオン、母リトルハーモニー、母の父コマンダーインチーフという血統。07年12月のデビューから2連勝を飾り、4戦目のクイーンC(Jpn3)で重賞初制覇。牝馬クラシック全てに出走し、人気を背負うも惜敗が続いたが、古馬牝馬に挑戦した08年エリザベス女王杯(G1)でこれ

  • ヴァーミリアンのファーストクロップが誕生 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    母に甘える仕草を見せるヴァーミリアンの初年度産駒 はにかんだ表情でレンズを見つめた しっかりした骨格、柔らかい馬体は父譲りと評価が高い 2007年JRA最優秀ダートホース、2007年ダートグレード競走最優秀馬、2007年NAR特別表彰馬で、国内史上最多となるG1/Jpn1レース9勝、7年連続重賞優勝、史上2頭目のJBCクラシック3連覇、史上1位となるダート競走獲得賞金11億1621万500円、19戦連続G1/Jpn1出走などの記録を持つヴァーミリアン(牡10歳)のファーストクロップの1頭が1月18日、日高町の下河辺牧場で誕生した。 その注目のとねっこは、母がボートルサンテ(父ティンバーカントリー)という鹿毛の牡馬。叔母はファンタジーS(G3)を勝ち、桜花賞(G1)でも2着となったロンドンブリッジで、いとこにはダイワエルシエーロ(オークス(G1))、ビッグプラネット(アーリントンC(G3)、

  • タイムパラドックスを訪ねて~ビッグレッドファーム | 馬産地コラム | 競走馬のふるさと案内所

    2005年のNARグランプリ特別表彰馬。そして、2010年のNARファーストシーズンチャンピオンサイアーのタイムパラドックスを新冠町のビッグレッドファームに訪ねた。 「この馬は冬場になると元気になるんです」と紹介してくれたのは同ファームの松尾邦宏さんだ。栗毛の馬体はうっすらと冬毛をまといつつあるが、体全体から活力のようなものをみなぎらせている。たしかに、どこかグッタリとしているように見える夏シーズンには考えられなかったオーラのようなものを発している。 実際、現役時代も全16勝中13勝を10月から3月までの寒い時期に記録している。「だから、今でも思うのですが当にダートだけを得意としていたのかなって」と松尾さん。「もちろんダートが得意ということは間違いないのでしょうが、もしかしたら体調がよくなる時期にダートの大きなレースが続いていたからかも、なんて思ったりもします。それくらい素軽いフットワー

  • ビービーガルダンが坂東牧場で種牡馬入り | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    坂東牧場に凱旋したビービーガルダン 到着後すぐに蹄鉄が外され、骨折箇所の診断を受けた 今後は種牡馬として第2の生活が始まる 2009年の阪急杯(G3)、キーンランドC(G3)を制したビービーガルダン(牡7歳)が12月24日午後、生まれ故郷である平取町の坂東牧場に凱旋した。来シーズンから種牡馬として新たなスタートを切る。 ビービーガルダンは父チーフベアハート、母オールザチャット、母の父ウェストミンスターという血統。同期にはウオッカ、ダイワスカーレット、アサクサキングス、スクリーンヒーローなどがいる。 競走成績は32戦7勝。上記2つの重賞を制覇したほか、2010年高松宮記念(G1)2着、2009年スプリンターズS(G1)2着、2008年スプリンターズS(G1)3着と芝スプリント重賞戦線で活躍した。悲願のG1制覇を目指し4度目の挑戦となった今年のスプリンターズS(G1)では、レース直前に放馬し競

  • フサイチコンコルドが種牡馬引退 | 馬産地ニュース | 競走馬のふるさと案内所

    ブリーダーズスタリオンステーションを後にするフサイチコンコルド お別れ前にスタリオンスタッフと最後の記念撮影。スタッフ皆から愛された 旅立ちを前に住み慣れた放牧地を見つめるフサイチコンコルド 大種牡馬カーリアンの後継として数多くの重賞勝ち馬を送り出した 1996年のダービー馬で、日高町のブリーダーズスタリオンステーションに繋養されていたフサイチコンコルド(牡18歳)が、今シーズンを持って種牡馬を引退するになり10月14日、14シーズンに渡る種牡馬生活に別れを告げた。今後は青森県上北郡の太田ファームで功労馬として余生を送る。 フサイチコンコルドは父カーリアン、母バレークイーン、母の父サドラーズウェルズという血統。早来(現安平)町の社台ファーム(現ノーザンファーム)生産馬で、半弟にはアンライバルド、ボーンキング、ミラクルアドマイヤ、甥にはリンカーン、ヴィクトリーなどがいる。 サンデーサイレンス