『ことばの恐竜』で、谷川俊太郎さんがこんなことを語っていた。 「図書館はいいが、本屋に行くとプレッシャーを感じる。 これだけの本を読まなければいけないのかと、胸が苦しくなる。 知恵はいいが、もう知識は増やしたくない(要旨)」 私は本屋はいいが、図書館に行くとプレッシャーを感じるようになった。 思うに、本屋にあるのは「売れ筋商品」で、新品で、無闇に触れられないもの。 図書館に並んでいるのは、共有物で、読んだり借りたりできるもの。新旧さまざまな本が並んでいる。売れ筋は貸出中のことが多い。 入手が簡易で選択肢が多いほうが、実は選びにくかったりする。 知識は増やしたいと思う反面、知識バカにはなりたくないな…とも感じる。あまり詰め込み過ぎると、却って脳の動きが悪くなる気がするのだ。パソコンと一緒だ。 🦕 🦕 🦕 図書館にあった谷川さんの詩集。 気に入った箇所があったので、手帳に