プロダクトのデザインをながく健康に保つための活動 前回の記事では、わたしの普段のデザインへの向き合いかたとデザインモックアップの活用についてお伝えしました。この記事はその後編という位置づけで、モックアップをつくったあとに「現実と折り合いをつける」方法と、プロダクトのデザインをながく健康に保つために実践している活動の中から「身の丈にあったガイドライン」「体験のリファクタリング」の2つを紹介します。 理想と現実との間で折り合いをつける 前回の記事で「2年後、3年後の姿をイメージしてモックアップをつくる」というお話をしました。ただ、実装段階になって、実現性が求められてくれば、それをいちどに作れなかったり、いちどで作らないほうがよい、となるのが普通だと思います。とうぜんながら期間やリソース、優先度といった制約があるからです。もしくは、ほんとうにユーザーに受け入れてもらえるか分からないから効果測定を
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