「自分が最も欲しいものが何かわかっていない奴は、欲しいものを手に入れることが絶対できない」 コインロッカーベイビーズ 村上龍30年以上も前に読んだ「コインロッカーベイビーズ」の一文なんだけどいまだに覚えているくらい刺さっている。10代から20代前後の多感な時期の読書体験ってそれだけ強烈なんだろう。 今でも「本当に欲しいものって何だ?」はプライベートでも仕事でも最初に自分に発する問いだ。それは自分の状況や考えの変化とともに変わっていくかもしれないがそれでも現時点での本当に欲しい状態は出来るだけシェイプしないといけない。 仕事面において自分が今、取り組んでいるのは「行政のDX」。 デジタル技術そのものはトンカチやノコギリやガスコンロや自動車のような便利な道具にすぎない。道具を使って自分は本当は何を変えたいのか?どんな状態に変えたいのか?が大事だ。 ではそもそもDXとは何か? DXという言葉の本